第101回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.101

☆毎月1回配信☆

2012/09/30

最近、めっきり秋めいてきましたけれど、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

秋と言えば「運動の秋」「食欲の秋」「読書の秋」など、様々なことを思い浮かべられるかと思いますが、
共通して言えることは、『何かチャレンジしたくなる季節』ということですよね。
このメルマガでは「学習の秋」と致しまして、中国語学習について一緒に考えてみましょう。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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  1. 「中国風聞帖」  ~ よりきれいな中国語の発音 ~
  2. 「光輝歳月」   ~ 4か月の努力でHSK5級に合格 ~
  3. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ よりきれいな中国語の発音 ~

今回のテーマは、「中国語の発音」です。
日本人は、欧米人に比べて中国語の発音や聞き取りが苦手と言われているのですが、
なぜそのような現象が起こるのでしょうか?
どうして間違ってしまうのか、またどうしたら克服できるのかを一緒に考えてみましょう。

「ン」だけでは終わらない中国語

日本人の中国語学習者にとって、最初の壁であり最大の難関と言われる発音。
その中でも、特に間違いやすいと言われているのが[-n]と[-ng]の音節末尾音です(中国語学では「韻尾」と言います)。

理由は簡単。日本語には「ン」しかなく、あえて[-n]と[-ng]を聞き分ける必要がないので、どちらも同じように聞こえてしまうのです。
しかし、中国語において韻尾はとても重要で、同じような音に聞こえても、まったく意味の違う言葉であることがよくあります。
様々ある鼻音韻尾の中でも、特に日本人が区別しにくいとされている発音は、[an]と[ang]、[en]と[eng]、[in]と[ing]と言われています。

専門の研究者が日本人の中国語学習者を対象に行った調査結果によると、1番間違いが少なかったのは[en]と[eng](正解率70.6%)。
一方、約半数の生徒が間違って答えたのが[an]と[ang](正解率55.6%)でした。
これは、核となる母音の音色の違い([en]のeと[eng]のeでは音が違う)や、韻尾の強弱(わたり音の長短や音色)などが関係していると考えられています。


聞き分けるための手がかりとしては、まず韻尾の強弱(末尾音が短く切れているか、長く伸びているか)に注目します。
次に母音の音色がハッキリしているかどうかを確かめると区別しやすいのではないかと思います。

「案内」と「案外」の"案"は「an」と「ang」?!

上記の[an]と[ang]、[en]と[eng]、[in]と[ing]について、「よし!区別できるようになった!」という人は、次に発声練習をしてみましょう。


まず[an]と[ang]ですが、日本語で「案内」と「案外」と口に出してみれば、違いが分かりやすいと言われています。
「案内」([an])は舌が上の歯の裏側にあたる感じ、「案外」([ang])は舌が前歯に当たらず、奥の方へ引っ張られる感じがしませんか?
また、[an]より[ang]の方が口を大きく開くと上手に聞こえるので、是非試してみてください。


[en]と[eng]、[in]と[ing]についても、舌の動きは似ています。
[-n]は舌が上の歯の裏側にあてる感じ、[-ng]は舌を奥に引っ張る感じです。
上記の動きを踏まえた上で、[en]と[eng]は口をやや(だらしなく)開く程度、[in]と[ing]は唇をしっかり横に引きながら発音することがポイントです。

このように、中国語には区別しにいくい発音が多く存在するのは事実ですが、学習初期段階から正しい発音を聞き分けられるように訓練しておけば混乱することはありません。
そういう意味でも、中国にて毎日現地の方々が話す中国語をたくさん聞き、より多くの中国語を話すことが、自然で正しい発音を身につけるための近道ではないでしょうか。

2. 「光輝歳月」  ~ 4か月の努力でHSK5級に合格 ~

101 3松本良太 さん  社会人

今回は、短期集中留学コースを卒業された松本良太さんに伺います。

 

Q1:中国留学にチャレンジするきっかけは何ですか?

大学入学時から中国語に関心を持ち、卒業後社会人になっても学習を続けていたのですが、
このたび上海にて本格的に中国語を身に付けたいと思い、留学にチャレンジしました。

  

Q2:現地で学ぶメリットを感じたことは何ですか?

やはり日本で学習するより、何倍も身につくことが多いということです。
例えば、現地で水1本買いに行くだけでもすごく良い勉強になります。
伝わると思っていたことが全く伝わらなかったり、伝わらないと思っていたことが案外伝わっていたり。
日本では決して味わえない感覚を感じることが出来ました。

Q3:ご自身で工夫した中国語の学習方法はありますか?

まず、テキストについていたCDを何度も聞くこと。
これが何より「耳慣れ」に効果的です。
CDを聞いているうちに聞き取れる単語が段々増えてきて、聞くことが楽しくなってきます。
また、もっと簡単な学習方法があります。
それは、買い物や食事の際、指を指して「?个」、「那个」と簡単に注文するのではなく、商品名や料理名をきちんと名前で伝えることです。
読めない漢字があれば読めるように調べる。
それだけで読める漢字が増え、同時に聞き取れる単語も増えてきます。
大したことはありませんが私は良い方法だと思います。是非やってみてください。

Q4:留学中、現地の人々との交流で感じたことはありましたか?

現地の人と出来る限りたくさん会話をすること。
それが何より1番良い勉強になりました。
人それぞれ話し方の癖があり、聞き取るのが大変でしたが、逆にそのことが良い刺激になりました。
「いろんな人と話せるようになりたい!もっと会話をしたい!」と思うようになり、より勉強にも身が入りました。 

Q5:今後の目標は?

私は、今回の留学中にHSK4級と5級を受験し、両方とも合格することが出来ました。
内容は決して簡単なものではありませんでしたが、努力の結果、目標を達成することが出来ました。
今後はさらに上の級を目指し、日々勉強を続けていきたいと思います。
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♪他の方の体験談はこちらから♪

3. 編集後記

「学びの秋」にちなんだ今月のメルマガ、いかがだったでしょうか。
会話の中で、聞き取れる中国語がだんだん増えてくる過程は、霧が少しずつ晴れて、周りが見渡せるようになる感覚に近いものがありますね。

4. ●説明会開催のお知らせ●

東京:  2012年10月20日(土)
大阪:  2012年10月27日(土)

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※各説明会後には、個別カウンセリング(要予約・無料)も行なっております。


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