第17回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.17

☆毎月1回配信☆

2005/09/30 FRI

9月も末になり、ようやく朝晩涼しくなって来ましたね。そろそろ新学期、今年の夏は収穫いっぱいの夏休みになりましたか?今回のメルマガでは、この夏短期インターンに参加された方の体験レポートや、中国の秋の一大イベント「中秋節」をご紹介したいと思います。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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  1. 「中国風聞帖」  ~ 中国の「お月見」今昔物語 ~
  2. 「光輝歳月1」   ~ 自分から行動することの大切さ ~
  3. 「光輝歳月2」   ~ 初めてのビジネスマン体験 ~
  4. 「光輝歳月3」   ~ 厳しい環境の中で自分を磨く ~
  5. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ 中国の「お月見」今昔物語 ~

旧暦の8月15日(今年は9月18日)は、中国で春節(旧正月)に次ぐ一大 イベントの「中秋節」です。旧暦8月15日は秋のちょうど真ん中にあたるために、「中秋」もしくは「仲秋」と呼ばれています。「中秋節」の起源には諸説ありますが、少なくとも隋・唐の古くからあることは間違いありません。今回は「中秋節」に関する豆知識や、習慣を皆さんにご紹介しましょう。

「お月見」の習慣

旧暦8月15日には、中国でも日本でもお月様を見る習慣があります。農耕民族であった古代中国の人たちにとって、秋は収穫の時期です。収穫をもたらしてくれた神様に感謝する意味と収穫の喜びをこめて、美しい月を拝む習慣ができました。また、秋になると秋雨によって空気中の埃が洗われるため、空気が澄み、月が大変美しく見えます。時代の流れとともに、「月見」の風習は宗教的な意味合いから月を鑑賞するというイベントに変化してきたのです。

豆知識

中国では旧暦の8月15日を、「中秋節」、「八月節」、「団円節」、またそのまま「八月十五」と呼んだりします。地方によって呼び方は違いますが、いずれも同じ日を指します。

「月餅」の由来

中国では、「中秋節」に伝統菓子の一つである「月餅」を食べる習慣があります。
「月餅」は名前の如くほとんどが丸い形をしており、その形は家族の円満を表しています。 中国では「中秋節」に、家族揃ってご飯を食べ、食事の後に「月餅」を食べて、一家円満を味わうのです。月餅の種類も年々豊富になり、定番の餡入り月餅のほか、栗やクルミ、卵黄などが入った月餅も高い人気を博しています。

豆知識 月餅の作り方

一般的には木に模様を彫ってから、生地をその中に入れて表面を焼きます。焼いた表面には少し硬い茶色い皮ができます。

現代の「お月見」

今日でも、中国にはやはり「中秋節」に「月餅」を食べる習慣があります。2004年の「月餅」の生産量は8358トンに達しました。9月に入ると、皆親しい人やお世話になっている人に月餅を贈りあいます。また遠方で仕事や勉強をしている人たちは、みんな家に帰り、一家団欒を楽しむのです。

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2. 「光輝歳月」   ~ 自分から行動することの大切さ ~

17 1気賀沢 さん 和光大学

ビジネスインターンシップに参加した目的は、中国語を上達させたかったのはもちろん、将来日本に来る人たち、外国に行く人たちをサポートする仕事をしたいと考えているからです。仕事内容は主に翻訳ですが、仕事の合間に宮崎駿『猫の恩返し(中国語版)』を元に、語句や文章の意味や発音も教えていただきました。
たった1ヵ月の間に、数多くのことを経験し、学びました。1番学んだことは、自分から行動することの大切さです。ただ待っているだけでは何も始まらない。何も解決できない。でも逆に、自分から動けば周りも応えてくれます。少し勇気のいることですが、その勇気は生きていく上で不可欠のものです。だからその勇気を忘れずに持ち続けようと思いました。また、社会人のような生活を送って、時間の大切さや、社会に対して無知な自分にも気が付きました。これからは学生である今この時間を大切にし、社会にも目を向けていこうと思うようになりました。

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3. 「光輝歳月」   ~ 初めてのビジネスマン体験 ~

17 3斉藤 さん 中央大学

今回のインターンの参加動機は単純で、本場の中国へ行って一生懸命勉強した中国語の成果を試し、そして更なるレベルアップを試みたいという衝動と、企業でインターンシップをし、ビジネス環境を体感してみたいということです。

仕事内容としては、資料作りから翻訳、招待状づくりまで色々なことをさせていただき、また社員の方々と同じ空気・時間を共にすることで、電話の取り方や仕事の進め方といったビジネスの面と、昼休みの過ごし方や仕事の合間にしていることなどのフリータイムの両面を見ることができました。社員の方々は本当に親切で優しく、かつ非常にユーモアあふれる若いビジネスウーマン&ビジネスマンで、とても刺激的でした。そして、何事においても頑張って取り組めば、最終的には認めてもらえるということを改めて実感しました。

初めての中国で、しかも初めてのビジネスマン生活は、波瀾万丈、山あり谷ありで毎日何かが新しく、 予想以上に時間が経つのが早かったです。今にして思えば、あっという間の一ヶ月、得たものも多いですが、 それ以上に良い意味で多くの悔いが残りました。自分の言いたいことをしっかり伝えることができずに終わったときは悔しくて仕方がなかったし、改めて言葉の大切さとその偉大さを味わいました。

一年半の勉強は十分とは言えないかもしれないけれど、この点に関して言えば私はむしろ今年の夏がグッドタイミングだったと思っています。長年勉強している英語と違い、まだ一年半しか勉強してない中国語でも中国人とコミュニケーションをしている自分に感動することができたし、言語の壁を克服してやろうという意欲も更に沸いたし、今後の中国語の勉強を続けていく上ではプラスになることを多く得ることが出来ました。

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4. 「光輝歳月」   ~ 厳しい環境の中で自分を磨く ~

中園 さん 立命館大学

夏休みを利用して1ヶ月間、大連のWeb製作会社で短期インターンシップに参加しました。
具体的には、会社が日本人向けに公開しているウェブページの中にある問題点を発見することやFAQの提案、ウェブページに掲載するための新聞記事の翻訳、また営業の仕事にも携わりました。
初めての仕事なので、いろいろと大変なところもありました。翻訳業務は授業で経験してきた翻訳のように上手くいかず、完成するまでに時間がかかり、また営業では、中国語が通じなかったりすることもありました。
しかしこのような厳しい環境のなかで自分を磨くことができたと思います。今回の大連インターンは周りは全員中国人です。しかし、社長も含め社員はみんな優しくて、社員たちといつも一緒に昼ご飯を食べ、時には簡単な日本語を教えたり、時には映画や星海広場に行って遊んだりもしました。
私はとてもいい人たちに出会えたことに幸せを感じています。忘れられない思い出になりました。
このインターンシップでの経験を生かして、将来中国で本番のビジネスをしたいと思います。

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♪他の方の体験談はこちらから♪

5. 編集後記

先日、夏の短期インターンシップから帰国した皆さんの体験レポートを読みました。
初めての環境で中国語を使って仕事をするのは、彼らにとって予想以上に難しいことです。でも皆さん諦めずに、自分なりの最大限の努力をして、きっと一生忘れられない、夏休みの思い出を作りあげました。皆さんのその「チャレンジ精神」に心からの拍手を贈りたいと思います。


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