英語、広東語、中国語が飛び交う国際都市、香港。世界屈指の教育レベルを誇る大学や、集中的に語学を学べる語学学校では多くの外国人留学生が学んでいます。
ここでは、香港を留学先として選ぶメリットをご紹介します。
香港では人口の90%が日常会話で広東語を話しますが、イギリスの植民地として、多国籍企業が進出する湾岸の国際都市へと発展してきた成り立ちから、中国語と並んで英語も公用語とされています。標識や、レストランのメニューも英中の両方で表記され、街中でタクシーを利用したり買物する際にも英語で問題なくコミュニケーションがとれます。ビジネスの現場では英語が共通語として用いられている場合が多く、ほとんどの大学では英語で授業が行われ、各国から集まった学生が英語でコミュニケーションを取りながら切磋琢磨しています。
現地の香港人だけでなく、様々な国からの留学生、ビジネスマンと英語を通じて交流する機会も得やすく、英語を現場で活かし鍛える環境が整っていると言えるでしょう。 また、中国大陸の共通語である普通話(北京語)も多くの人が理解します。特にここ最近は、大陸からの旅行者や移民の増加から、就職の際に普通話が出来たほうが有利との認識が高まり、語学学校等で普通話を学習する香港人の若者も増えているようです。
大学の留学生向けの普通話コースで専門的に中国語を学習する他に、街中の語学学校で香港人に混じって普通話を学習するという方法もあります。
また、香港という場所の特殊な成り立ちから、中国の歴史や政治について客観的な視点から学べるというのも、中国語学習者にとっては語学を学ぶ以外の大きなメリットと言えるでしょう。 やる気、方法次第では英語・中国語の両方を身につけることが可能な環境は、香港に留学する最大のメリットと言えます。
アジアの貿易・金融の中心地として、多くの多国籍起業が進出する香港。色々な国の人々が闊歩する活気溢れるビジネス街では、アジアビジネスの潮流を肌で感じることが出来ます。金融・ビジネス分野で高い評価を得ている大学も多く、優秀な学生が集まり、企業との共同研究なども盛んに行われています。
将来、世界と関わりを持つ仕事に就きたいと希望する方にとって香港は、大きな刺激を得ることが出来る場であり、また、就職に直結する知識が学べる場でもあります。
日系企業も多く、インターンシップを経験しながら現地で働くビジネスマンに話を聞いたり、直接海外でのビジネスを知る体験もできます。
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香港と日本の距離は空路でわずか4時間。2万人近くの日本人が暮らしており、日本食を始め、手に入らない物はないと言っても良いほど、生活に不自由はありません。アジアのハブとしての地理的な優位性も見逃せません。東南アジアや台湾、中国本土へは格安の航空券を入手して気軽に旅行へ行くことができます。
また、12,000軒ものレストランがしのぎを削る、グルメの街としても有名です。中華だけでなく、世界中の料理が手軽に楽しめるのも魅力です。 公共交通機関が発達しており、交通費も日本に比べると安く、移動も便利です。
香港人は親日家が多く、日本人にとって暮らしやすい地域です。アジアでも犯罪率が低い都市の1つで、治安が良いことでも知られています。高層ビルの立ち並ぶビジネス街のすぐ近くには、山や海の豊かな自然が広がります。近代的な都市の風景と自然が融合した環境も香港の大きな魅力の1つです。