近年、クレジットカードや国際キャッシュカードの普及により留学費用の両替や支払いの方法が多様化しています。
現地で多額の現金を持ち歩く危険性を考えれば、渡航後の留学手続きに必要なお金以外は最少にしておくべきですね。現地で口座開設後に日本から送金するのが一番です。
送金に要する日数は3日~7日ほどかかりますので入学金などの支払いの際は気をつけましょう。
香港で使用する通貨は、「香港ドル=※HK$」と「香港セント=HK¢」があります。
※HK$は「港圓」、「港元」と表記することがあります。
また紙幣は3つの銀行(香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、中國銀行)から発行されているため、色は同じですが各社デザインが異なります。
紙幣 : 「1000」/「500」/「100」/「50」/「20」/「10」の6種×3社の各デザイン
硬貨 : 「10」/「5」/「2」/「1」$ ・ 「50」 「20」 「10」¢
日本から海外に送金する場合、以下の3つの方法があります。
方法① 日本国内の銀行口座に日本円で入金後、海外から引き出す
もっとも手軽な海外への送金方法は、 国際キャッシュカード(インターナショナルカード)を利用する方法です。
日本国内の銀行口座に日本円で入金すれば、 世界中のCD/ATMから現地通貨に換金して引出すことができます。
SBIレミットなど、とても安価な手数料で海外送金できるサービスもあります。
三井住友銀行や新生銀行が行っています。
【取扱銀行 例】
・三井住友銀行のホームページはこちら
・新生銀行のホームページはこちら
方法② 現地で銀行口座を開く
長期滞在する場合は、1つ口座を持っていても良いと思います。
学費や寮費等、高額のお金を入出金する際には、銀行を利用するのが一番便利です。
短期間の滞在なら、クレジットカードや国際キャッシュカードがあれば十分だと思います。
留学生など短期滞在の人でも香港に住んでいる証拠さえ提出できれば 誰でも無料
(別途ICキャッシュカード発行手数料が必要)で開設することができます。
方法③ 外貨宅配
日本の銀行の中には両替したお金を宅配してくれるサービスを行っている会社もあります。
両替するなら銀行が1番安全です。
空港やホテルでも可能ですが、換金レートが銀行よりも低くなる場合があるので、よく確認してから両替しましょう。
銀行で両替する際には営業時間に注意してください。また、闇の両替所などは絶対に利用しないようにしましょう。
香港で生活するのであれば、1枚あった方が便利だと思います。
香港はカード社会であり、両替するよりも手数料が安く済みます。
スーパーでもクレジットカードを利用して買い物されている方を良く見かけますよ。
ただし、大型スーパーやファミレスならクレジットカードが使えますが、 小さな商店や市場では使えない場合もありますので、支払い前にご確認ください。