希望の留学スタイルを選んで留学計画を立て、情報収集を行ったら、実際の手続きに入りましょう。必要書類の取得やビザの申請に時間を要する場合もありますので、十分な余裕をもって準備をはじめることが大切です。
語学留学か正規留学(4年間)かで手続きの複雑さが異なります。語学留学のほうは学校にもよりますが、ある程度の中国語力または英語力があれば自分で手続きすることも可能でしょう。正規留学の場合は、提出書類も多く、試験がある場合もあるのでサポート会社を介した方が安心かもしれません。
当社の場合留学準備は、まずカウンセリングからはじめます。カウンセリングの中で、留学スタイルや留学先の大学を決定し、 決定後に入学申請に必要な書類を手配します。決められた期間内に留学先へ書類を提出し、結果を待ちます。「入学許可証」が届いたらビザの申請をし、航空券の手配をして渡航の準備を進めます。
香港の語学留学の場合、申請期限が開講初日の2~3ヶ月前に設定されていることが多く、また学生ビザが必要な場合は取得に数週間から2ヶ月程度かかることもあります。 行きたい学校の開講日から逆算して、4~5ヶ月前には準備に取りかかった方が良いでしょう。 また、学位留学の場合は申請期限が1~3月頃に集中していますので、 9月頃には準備を始める必要があります。
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正規留学:
一般的に高校在学もしくは卒業以上の学歴が必要とされます。入学試験は語学レベルが基準に達しているかを確認する筆記試験に加え、面接では自己紹介、志望理由、学習計画、将来の夢など、日本の面接とさほど変わらない内容です。
大学付属語学センター:
一般的に高校在学もしくは卒業以上の学歴が必要とされます。入学後にクラス分けを目的としたレベルチェックの試験が行われるので、初心者の場合は全く回答できなくても問題ありません。
民間語学学校:
学歴不問で、語学レベルも問いません。
入学申請に必要な書類は学校によって異なり、ビザの取得が必要かどうかによっても異なってきます。ここではご参考までに、多くの外国人留学生を受け入れている香港中文大学付属中国語センター(CLC)を一例としてご紹介します。書類によっては取得するのに時間がかかるものもありますので、申請期日まで十分に余裕をもって準備しましょう。
1. 入学申請書
学校所定のフォームをダウンロードして英語で記入します。
2. 学校規約に関する誓約書
学校によって様々です。学校所定のフォームをダウンロードして記入します。
3. 財政証明書(英文)
留学費用を支払う財政能力があることを証明する書類です。ビザの申請にも必要な重要な書類となります。必要とされる残高は学校、コースによって異なります。口座を保有している銀行から英文の残高証明書を発行してもらいます。証明書発行には銀行によって所定の手数料がかかります。
4. 学歴証明書(英文)
最終学歴に該当する出身校より発行してもらう証明書。成績証明書(履修した課目、単位、成績などが記録されたもの)、卒業証明書(卒業したことを証明する書類)があり、共に学校の証明印が捺印されている
5. 記入済みのビザ申請書(ID 995A)
香港特別行政区政府入境事務所の所定の学生ビザ申請書。英文にて記入します。
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日本、香港の政府機関や民間の財団などが、留学生のために様々な奨学金制度を設けています。返還義務のないものや、学位取得以外の目的でも利用できるものなど、ここでご紹介している以外にも色々な奨学金制度が利用できますので、ぜひ情報収集をしてチャレンジしてみてください。
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
2014年に新しく日本経済界の大手企業と政府が協力して設立した制度。事前に各界からの指導を受ける事ができる貴重な機会が設けられています。また学位取得だけでなく、インターンシップやボランティアなどでも支給されます。
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高校生から短期大学、四年制大学など各留学プランに合わせて奨学金支援を行っている団体です。
留学のための基礎知識など、留学情報が充実しています。
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2008年に設立された、現地学生、留学生問わず優秀な生徒が利用できる奨学金制度です。
1年間あたり現地学生は40,000HK$、フルタイムの留学生は80,000HK$の支給を受けることができます。
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