世界遺産めぐり　～ プチ短期留学 ～

万里の長城、故宮、周口店、頤和園、天壇公園、明十三陵 ― いくつもの世界遺産を有する北京は、歴史的な建物が今も数多く残り、街全体で歴史を刻んでいます。 多くの歴史を見守ってきた北京が誇る世界遺産を前に、あなたは何を感じるのでしょうか。

「童話の世界」と表現される九賽溝。

伝説では、天の女神がうっかり宝鏡を落とし、そのかけらが100ヵ所以上の美しい湖になったと語られています。透明度が高く、時間によって様々な色合いを見せる湖畔は、まさに中国の絶景です。
また、周辺の原始林には、パンダなどの希少動物が生息しています。

瓦葺の屋根が連なる雲南省の旧市街地、麗江。 石畳の路地が続き水路が流れるこの町は、家の造りや町並み、生活習慣にいたるまで独特なスタイルを持ち、世界でも重要な地位をしめています。

また、麗江はナシ族の古都でもあり、世界で唯一現在も使われている象形文字・トンパ文字、トンパ宗教、古典音楽などが今なお残されています。

世界遺産の宝庫、西安。 日本も含め、アジア全体に影響を及ぼした中国文化の育った街、西安は悠久の歴史と成長する現在の中国を同時に感じることのできる、中国でも珍しい街です。

シルクロードの起点として栄え、ファーストエンペラーが誕生した西安の神秘と活気を体感できます。

明・清時代に中国の経済と文化を担っていた杭州。 中国八大古都のひとつで、かつてマルコ・ポーロが「世界で最も美しく華やかな天城」と謳ったほどの美しさを持つ街です。

杭州の豊かな水辺の風景は、朝夕の光を反射し、1日のうちにも刻々とその表情を変え、多くの旅人を魅了しています。