伊東重男さん ~短期語学留学~
本当の中国を知った体験
私は、学生時代にしかできない、後から誇りに思えるような体験をしたいと思い、今回、北京での短期語学留学に参加しました。 実際に1ヶ月参加してみて、今思い出していろいろな光景がよみがえります。恥ずかしい経験もしました。中国語の力不足から始まり、日本人の私が中国人にされた日本に関する質問に、まったく答えられないことも有りました。 また、私は今回の研修で中国人に対する印象が大きく変わりました。以前は、テレビで取り上げられる日中問題のせいか、中国人に対してよいイメージを持っておらず、中国人も日本人に対して、いいイメージを持っていないのだろうと思っていました。しかし、これは大きな勘違いで、みんなとても親切でした。毎日中国人のやさしさを感じることができました。もし、今回の経験をせず、中国人に対して間違った印象を持ち続けているとしたら、と思うと 少し怖くなります。
中国語が通じる感動
毎日の生活の中に感動がたくさんありました。買い物、食堂、宿舎、さまざまな環境で生の中国語を聞いたり、 話すことができたからです。今までに学んだ中国語を、カードゲームのように使うのはとても楽しかったし、 伝わったときの感動はたまらないものがありました。また、中国に来た当初はまったくわからなかった会話が、 少しずつわかってくるようになった自分にもうれしさがありました。 今回の経験を、今後の大学生活の中で生かそうと思っています。そしてまた、中国に来て中国語や中国の歴史、文化などについて学びたいです。