卒業生の体験レポート(岩子泰生さん) ~ 短期集中留学コース ~
多国籍企業で感じた中国語の重要性
私は日本の理系の大学院を卒業し、その後は米系の多国籍企業で技術系の仕事をしていました。そこで見たのが、中国市場が想像以上の速度で重要性を増してきているという事実でした。優秀な人材を多く輩出しているだけでなく、巨大なマーケットとしても注目されていました。
そこで、次なる目標のためにも、激動の中国を肌で感じるためにも、CIP短期強化
集中コースに参加することを決めました。
短期間で難関HSK6級を達成
外国語は英語学習を経てある程度自信がついていたことと、高校・大学の第二外国語が中国語だったことをふまえて、CIPご担当者と相談した結果、北京中央民族大学4ヶ月秋コースの後半から2ヶ月だけ編入することになりました。
ただし事前の1ヶ月は仕事をこなしながらインターネットテレビ通話で補講を受けるという条件付きでした。おかげで、現地に行ってからもハイレベルなクラスについて
いく事ができました。
また、課外活動として結婚博覧会を見学してレポートにまとめて授業で発表したり、
大学内の演説研究会に自分から入会し、留学生として中国語の発表をさせて
もらったりなど、アウトプットの機会を積極的に作りました。
帰国後も学習を続け、留学前は中検3級不合格だった自分が、今年3月難関
HSK6級になんと7割以上の点数で合格することができました。今では、知り合う
中国人の方に留学期間が2ヶ月だったというと、学習の努力を褒めていただける
ほどになりました。
1人では上達のスピードに限界があります。こうした成果は、CIPの経験豊富な
講師や職員の方々のサポートがあって初めて達成できたことです。
今後の目標
これからも日中ビジネスを良く知るために、中国の様々な都市に行き、中国人の
視点の多様性を少しずつ理解していきたいと思っています。
また、家族が海外のお客様に日本の技術を活かした製品を提供するビジネスを
しているので、近い将来には、より幅広いお客様のニーズに合った製品を開発し、
家業がより発展の軌道に乗ることのできるよう、学んだことを実践的に使っていきます。
後輩たちへのアドバイス
これから中国語の学習を始める方には、自分で成長の限界を設定せず、大きな 目標を掲げ、そこに向かい努力するプロセスを楽しんでいただきたいです。 同じ漢字圏の日本人にとって中国語学習は一日の長がありますから。日本人に 特有の引っ込み思案を捨て、現地に身を置いて日々挑戦することで、新しい世界が必ず広がってきます。