中国医科大学

大学の特長

日本語、英語で授業が受けられるシステムがあり、歴史有る名門医科大学です。今まで、6万名近くの医学専門人材を養成し、卒業生は全国及び世界の多くの国で活躍しています。

日本語や英語で授業を受けられる（臨床医学部のみ）のも非常に大きな特長であり、この制度を利用して今まで50カ国以上から数百名の外国人留学生を受け入れて来ました。中国における医学の最先端で学びたい人にとっては、見逃せない大学の一つだと言えます。

大学の概要
留学コース

大学の概要

基本情報
留学生寮の情報
大学の施設
生活情報

基本情報

中国医科大学は、新中国成立以降で最初に創設された国立の医科大学です。１９３１年に江西省瑞金市で設立された軍医学校である「中国工農紅軍軍医学校」と「中国工農紅軍衛生学校」をそのルーツとします。1940年、毛沢東の提案により「中国医科大学」に改称されたのち、遼寧省瀋陽市にキャンパスを移しました。

歴史ある医科大学であると同時に、地域の医療を一手に担う巨大な大学病院を擁した学校でもあります。付属の総合病院を３ヵ所、専門病院を１ヵ所設けており、病床数は合わせて９７００床余りに上ります。また、医学のほか教育学、理学、工学、哲学など合わせて６学科があり、なかでも内科学（呼吸器系および内分泌・代謝系）、皮膚・性病学、外科学、労働衛生および環境衛生学が国の重点学科に指定されています。

２０１５年１月時点の全日制コースの在校生数は１万４０００人余りで、うち本科生が約８０００人、大学院生が５０００人余り、留学生が７３０人。これまで医学界に８万人を超える専門人材を送り出しています。

キャンパスの総面積は１３７万平方メートルで、国内では珍しく日本語の医学文献を多く集めた蔵書数１１９万冊の図書館が付設されています。国際交流も盛んで、日本の国際協力機構（JICA）を含め海外のさまざまな機関や大学と交流を進めています。　

【沿革】
１９３１年：　江西省で前身の軍医学校が設立される
１９４０年：　現校名の「中国医科大学」に改称
１９４８年：　遼寧省瀋陽市の大学と統合、キャンパスを瀋陽に移転

【留学コースの紹介】
本科および修士課程コースで留学生を募集しています。本科コースは臨床医学、口腔医学、看護学、予防医学、臨床薬学の５専攻があり、うち臨床医学専攻は中国語のほか英語、中日２ヵ国語の３パターンからカリキュラムで使用する言語を選択することができます（その他４専攻は中国語のみ）。また修士課程コースは基礎医学および臨床医学の２専攻があり、どちらも英語カリキュラムとなっています。このほか教育部の奨学生や中国で医学を学ぶ留学生向けの医学中国語コースも開設されています。

住所: 遼寧省沈陽市和平区北二馬路92号
サイトURL: http://www.cmu.edu.cn/index.htm
生徒数: 約26,000人