身体検査と健康診断書

留学手続きに必要な健康診断の方法をご紹介します。 中国に半年以上（181日以上）留学する場合には、留学先の大学へ郵送する入学申請書類と一緒に健康診断書を同封します。（最終的な提出先は現地の公安局です。）

検査結果が出るのは通常１～３週間ほどかかりますので、健康診断書の作成は大学へ出願申請と同時にしておきます。大学によっては渡航後の提出になりますが、その場合はXビザ申請までに作成すれば大丈夫です。

※X2ビザなどの180日以内の留学では健康診断は不要です。

渡航前の健康診断書の提出先は、ビザ申請の大使館・領事館です。 渡航後には、「外国人居留許可」を取得する際に、現地の公安局の出入境管理部に提出します。

※健康診断書は中国政府衛生部によって作成方法が決められています。診療の項目によっては診察した日本の病院の元データー添付が必要です。（その他の健康診断の注意点）

• 健康診断の注意点
• 健康診断を行う国内の医療機関

健康診断の注意点

私立病院や保険所、赤十字病院で作成された健康診断書は無効になっています。かならず国公立病院か日中友好病院で診断してください。

診断項目は、エイズ、肝炎、梅毒等となりますが、病院によっては診断できないこともありますので事前に確認が必要になります。また、中国での「外国人居留許可」手続きの際、血液検査分析表のオリジナルが必要となりますので必ずもらうようにしましょう。

定められたフォーマットのみ有効です。（外国人体格検査記録のダウンロード）

病院で記入してもらった健康診断書（外国人体格検査記録）の有効期間は6か月以内です。例えば、留学開始時期が9月の場合は、4月1日以前の健康診断書は無効となります。

但し、地域や大学によっては例外的ケースがあるので、有効期間は大学に確認しておきましょう。提出時期も大学によってことなります。渡航前に入学手続き書類と同封するのか、渡航後の提出で良いのか留学する大学に確認してください。

その他の注意点

1. 必ず英文で記入すること（診察する意思にその旨を伝える。）
2. 印刷は必ず両面印刷する。（片面印刷で2枚に分けると無効になります。）
3. 血液検査（梅毒・エイズ）と心電図は日本の病院のオリジナル・データー添付。
4. 梅毒とエイズの検査は別々に分けて記入する。（同じ項目になっているが分けて書く。）
　
5. レントゲン写真は留学先の大学によっては不要。（大学に確認すること。）
　
6. 顔写真に病院の割り印をもらう。
　
7. 医師署名欄に医師のサイン
　
8. 検査機関の欄に病院の住所（ゴム印）と角印。

健康診断を行う国内の医療機関

日中友好病院

国立病院の一覧