中国の携帯・スマホ事情

中国のスマホ・携帯中国の携帯電話契約者数は12億人を超え、全人口の9割に達します。上海や北京の都市部ではほぼ100%の人が携帯電話を利用しており、街中では日本以上にWi-Fiホットスポットが整備され、ほとんどのカフェやファーストフード店、ホテルのロビーなどで無料Wi-Fiが利用できます。

スマートフォン需要もここ数年で急激に伸び、2013年末の4G(TD-LTE)の登場や、「1000元スマホ」で知られる中国メーカーの低価格スマートフォンの普及に伴い、今後ますますの拡大が予想されています。

今やほとんどの大学生、そして留学生も携帯電話を持っており、携帯電話は現地での生活や友だちとのコミュニケーションに必須のアイテムと言えるでしょう。

日本の携帯はそのまま利用可能?

<国際ローミングを利用>

日本で使っている携帯電話が国際ローミング対応端末であれば、中国国内、日本との通話やメール、さらにインターネット接続の利用も可能。

ただし、日本で契約された端末を中国国内で使うと、通話料・通信料が非常に割高になり、他にも着信料や国際転送料などがかかります。

最近では日本国内の多くのキャリアが海外割安パック料金を設定していますが、1日につき2000円~かかるため、長期になると気軽に利用できる価格とは言えません。

中国の携帯通話料の目安

通話料: 1分0.1元程度(月額基本料無しのプラン) 中国携帯電話の端末代金: 300元程度から

国際ローミングを利用した日本の携帯通話料の目安

通話料: 1分75円(国内)、1分175円(日本) 着信: 1分145円  SMS: 1通100円

国際ローミングを利用した日本の携帯通話料の目安

通話料: 1分75円(国内)、1分175円(日本) 着信: 1分145円  SMS: 1通100円

<SIMカード購入>

他に、日本の携帯電話に現地のSIMカードを購入して利用する方法があります。ただ、日本の携帯電話は、契約した携帯電話会社以外のSIMカードを認識しないように設定するSIMロックがかけられていますので、そのままでは使用できません。

NTTドコモなどの一部機種などは、日本国内のショップに持って行き3000円程度の手数料を払えばSIMロックを解除してもらえます。

使用する際に、機種によってはネットワークモードの切り替えなどの手続きが必要な場合や、標準SIMとmicroSIMでSIMカードの大きさが異なるためカットする必要がある場合もあります。

SIMロック解除不可の場合は、中国国内で新しくSIMフリーの携帯電話を購入する必要があります。 SIMカードは各キャリアの販売店の他、空港や街中の商店などで誰でも簡単に購入することができます。

50元(1元約15円)分程度の通話料がチャージ済みのものが一枚100元程度で売られており、地区内通話であれば0.2元~0.4元と通話料も割安ですみます。 電話番号をその場で選び、SIMを挿し込めば開通します。通話料は街中のコンビニなどでチャージ可能です。

携帯電話の購入・手続き方法

日本では携帯電話の購入と電話加入契約を同時に行いますが、中国では電話機と携帯キャリアは自由に組み合わせることができ、電信会社では加入手続きをし、電話機は一般の小売店などで購入するのが一般的です。 (百貨店や一部の量販店では加入契約と電話機の両方が同時にできる場合もあります。)

<電話機を買う>

携帯電話の価格帯は安いものは300元程度から、上は7,000元程度までと幅広く、国美、蘇寧、BEST BUYなどの電気屋や、百貨店やカルフールなどの大型スーパーで購入できます。

IPhoneなどを除いては日本語表記・入力が可能な機種は限られており、中国語もしくは英語の表記のみになります。

<契約手続きをする>

電話番号等の情報が内蔵されたSIMカードを購入して、電話機に装着することで電話が開通します。SIMカードの購入は通信会社のショップ、電話専門店や家電量販店などの他、前述のように空港や街中のスタンドなどでも簡単に購入可能です。

ただし開通作業や料金プランの理解に語学力が要求されるため、最初は通信会社の営業所などで購入し、スタッフに設定してもらうのが良いでしょう。

契約のタイプ

契約の種類は大きく分けて、使う分だけチャージするプリペイド方式と、後払い方式の2種類があります。

後払い方式<月額制>
外国人が購入する場合は、法人名義での契約か、個人契約であれば身分証明証の他に、現地の保証人が必要。(地域によっては契約地域に住所があれば保証金を支払うことで保証人なしで契約可能な場合も)

50元程度の月額基本料金を支払い、 使用通話料の精算後に請求が届き、コンビニや携帯電話会社の営業所、予め設定した銀行口座からの引落しなどで支払う。 (参考 市内通話料: 0.4元程度)

帰国時には通信会社のショップに行き解約手続きが必要。手続きしなければ月々の基本料金が発生し続けることになります。
プリペイド
購入時に身分証明証の提示が必要だが、街中のスタンドなどで購入する場合は特に管理されていない場合もある。パスポートがあれば簡単に契約できるので、法人契約以外で外国人が契約する場合はこちらが便利。

プリペイドの額を使い切った場合はリチャージ用のカードを購入しチャージする。残高チャージせずに一定期間(3ヶ月)放置すると電話番号は無効になってしまうので注意。

基本料金は無し。色々な料金プランがあり、通話料金はプランによっても異なるが、後払いに比べて若干割高。 (参考 市内通話料: 0.6元程度)

中国の携帯キャリア

中国の携帯キャリアは以下の3社です。現地で契約、SIMカードの購入を行う際はこの3社の中から選ぶことになります。 各社それぞれに特徴があり、取り扱いプランも多種多様なため、詳細は各社ホームページでご確認ください。

中国移動(china mobile)
中国での最大手で、契約者数は約7億万人超と中国全体の約7割を占め世界1位。電波エリアが広い、駅やコンビニなどでSIMカード、リチャージカードが手に入りやすいなどの利点があります。

2013年12月から4G(TD-LTE)での正式導入を中国で最も先駆けて行い、翌1月からアップルのiPhone5s/5cを正式に扱い始めました。

対応スマートフォンの一部機種は早くも2年・3年契約で「実質無料」販売を行い、低価格の「1000元スマホ」も加わり、購入者は増えています。

2014年には中国のほぼ全土を高速な3G、4Gネットワークでカバーすることとなるでしょう。 日本語のサポートもあり、中国国内から10086へ発信(無料)すると、1(中国語普通話)、2(英語)、3(日本語)、4(広東語)というようにサポート言語を選択できます。

中国聯通(china unicom)
中国ではiPhoneを一番に導入した業界シェア2位。 こちらも4G対応の端末は人気のモデルを中心に揃っています。

中国聯通と中国移動の違いを比べてみると、スマートフォンの料金プランが中国移動の4G より1割ほど安く、スマートフォンでネットを頻繁に利用する人の多くは中国聯通(china unicom)を選ぶということです。

3Gとのプラン両立化により「高速回線が常時利用可能」な点などを売りにしています。 中国国内から10010へ電話して3を選ぶと日本語のオペレーターに繋がるサービスがあります。
中国電信
携帯電話キャリアとしては最もマイナーですが、もとは固定電話キャリア(日本でいうNTTのような存在)として最大だったため、固定電話とセットのプランを提供し、お得さを演出しています。

中国電信も4Gを導入していますが、中国で一般的に用いられる携帯電話SIMという形ではなく、モバイルWi-Fiでの販売としている点が他の2社と大きく異なります。

(※中国の携帯電話は、日本のように端末に携帯の番号情報などを登録する方式ではなく、SIMカードと呼ばれるICカードに情報を記録して、携帯電話機に差し込んで利用する仕組み。)

中国の携帯ショップ

街中にたくさんある各キャリアの販売店で電話機の購入・契約ができます。(このような看板が目印です。)

中国聯通中国移動

その他、上海には日本語で対応可能な販売店もありますので、中国語に不安がある場合は下記ショップへ。

  • 古北家楽福(カルフール 上海・古北店)(虹橋・古北新区)
  • 天閣雅(上海)商貿有限会社
  • China Unicom 虹橋路店(日本語可能なスタッフが在駐)
    上海市徐匯区番禺路1028号数娯大厦1階 電話番号 : 021-6317-3775(日本語可)

料金、通信事情

通信会社によっても、また地域によっても料金体系は異なり、取り扱いプランも多岐にわたります。以下、2大キャリアの代表的なプラン(SIMカードの種類)をご紹介します。

各社とも、データ通信、受信料無料、SMS送信が一定件数無料、国際電話の利用、留守番電話サービス、IP回線利用、海外ローミングサービスなどのサービスの有無でそれぞれ料金プランが変わります。

細かいプラン内容などは各社ホームページや各キャリアの販売店でご確認ください。

中国移動(China Mobile)

プラン名 支払い方式 基本料金 通話料
全球通(Go Tone) 後払い方式 50元/月 0.4元/分
神州行(Easy Own) プリペイド なし 0.6元/分
動感地帯(M-Zone) プリペイド プランにより10~40元/月 0.13元/分

中国?通(China Unicom)

プラン名 支払い方式 基本料金 通話料
3G 基本料有り 後払い方式 36元/月 0.25元/分
3G プリペイド プリペイド なし 0.15~0.25元/分
IPhoneプラン プリペイド なし 0.15~0.2元/分

覚えておくと便利な携帯用語

手機
携帯電話
手機号ma(口+馬)
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拍照手機
カメラ付き携帯
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