パスポートの発行申請
留学の必要書類のなかでも最も時間のかかるのがパスポートの発給です。
中国への留学を思いついたら、先ずパスポートの新規発給を申請しましょう。
新規にパスポートの発行申請をする場合は以下の書類を用意します。
- 一般旅券発給申請書 1通
- 戸籍謄本又は抄本 1通
- 住民票写し(本籍地入り) 1通
- 写真(4.5cm×3.5cm) 1枚(裏面に申請者の氏名を記入)
- 身元確認書類(運転免許証、各種健康保険証等)
- 未使用の官製はがき 1枚
一般旅券発行申請書
各都道府県のパスポート申請窓口にて「一般旅券発行申請書」を手に入れます。
申請用紙にはパスポートの有効期限が5年用と10年用の2種類あります。 20歳以上であれば5年用と10年用のどちらでも選べます。20歳未満であれば5年用の申請用紙しか選べません。
- 5年用のパスポート発行申請書
- 有効期限が5年のパスポート。12歳以上の方の手数料は11,000円。12歳未満の方の手数料は6,000円。
- 10年用のパスポート発行申請書
- 有効期限が10年のパスポート。20歳以上の方のみ申請可能。手数料は16,000円。
申請書の「所持人自署」はパスポートに転写されるサインです。 漢字とローマ字のどちらでサインしても大丈夫です。ご自身が外国に行ってサインしやすい方が選べます。
ただし、ローマ字はヘボン式表記と限定されています。特例として、両親のどちらかが外国人であったり、外国人と結婚している場合は非ヘボン式表記ができます。(その場合は、申請窓口での相談を経てからとなる)
戸籍謄本又は抄本
家族全員が記載されたものが戸籍謄本でご自身だけの情報が記載されたものが抄本になります。戸籍謄本と戸籍抄本では証明される身分事項はおなじです。
- 戸籍
- 戸籍は両親や生年月日、住所などが記載され、結婚後には、いつ誰と結婚したか追記されます。日本国籍を持っていることを証明する書類となります。
住民票写し
戸籍謄本とともに住民票の写しも必要ですが、住民基本台帳ネットワークシステムを運用している市町村に住民登録をしている方は提出が不要です。
写真
縦45ミリ×横35ミリで明瞭な写真であればデジカメで撮った写真でも可です。 ただし、申請用写真の顔の縦の長さは32ミリ~36ミリの範囲のものが有効です。
その他の条件は以下の通りです。
- 6カ月以内に撮影したもの
- 本人のみの写真(集合写真は不可)
- 帽子をかぶらずに正面から撮った写真
- 白っぽい背景にする。(背景が無いもの)
- カラー・白黒写真どちらでも可
- コントラストや明るさが適当で焦点が合っているもの
- 眼鏡は可。ただし、サングラスやレンズに光が反射して目が見えないものは不可
- 口を大きく開いて笑っているなど、平時の容貌と著しくことなるもの
- マスクや前髪で顔が確認できないと不可
- ヘアバンドで頭髪を覆うのも不可
身元確認書類
A書類:1点あれば身元確認ができるもの
- 運転免許証
- 写真付き住基カード
- 船員手帳
B書類:2点あれば身元確認ができるもの
- 健康保険証
- 国民年金証書(手帳)
- 国民健康保険証
- 厚生年金証書
- 印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要です)
- 後期高齢者医療被保険者証
C書類:Bの書類1点に加えて1点あれば身元確認ができるもの ※写真が貼ってあるものだけ有効
- 公の機関が発行した資格証明書等
- 学生証
- 社の身分証明書
パスポート発行申請の注意点
未成年者かつ未婚の方が申請する場合は、申請書の裏面にある「法定代理人署名」欄に父母のいずれかの署名が必要です。
※渡航する前に必ず、中国への留学期間とパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
※通常は、申請から受領までに1週間ほどかかります。特急申請の場合は、約2~3日です。
※あて先に申請者の住民票どおりの住所、氏名を記入 (印鑑が必要な場合もあり)。 上記の書類をそろえて、住民登録している都道府県のパスポート申請窓口で申請します。