第100回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.100
☆毎月1回配信☆
2012/08/31
暑い日が続いていますが、秋風の気配や空には秋の雲が漂っていて、季節はきちんと巡っている
のだなと実感しますね。
夏の疲れが出やすいこの時期、皆さんはどのように体のメンテナンスを行っていますか?
経済の中心地となった中国ではビジネスマンの健康投資が増加傾向にあります。
今回は、中国に浸透している健康法をご紹介します。
また、CIPメールマガジンは今回100回目を迎えます。長年ご愛読いただき誠にありがとうございます。
今回記念寄稿として、CIPインターン後、海外勤務でご活躍されている市村絵梨さんからメッ
セージをいただきましたので、どうぞご覧ください。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ~ 中国伝統の養生法 自然と調和するライフスタイル ~
- 「光輝歳月」 ~ 卒業生からのメッセージ 市村絵梨さん ~
- 「編集後記」
- CIP NEWS
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1. 「中国風聞帖」 ~ 中国伝統の養生法 自然と調和するライフスタイル ~
近年、中国のビジネスマンの健康管理への意識が高まっています。
よい仕事をするための第一条件は健康であり、そのためには時間やお金を投資する。
このような考えが浸透してきている中国ではどのような健康法が取り入れられているのでしょうか?
中国ビジネスマンの健康投資
仕事やプライベートでいつも輝く自分でいたい―これは多くの人の共通の願いですね。
今、中国ではビジネスマンの健康にかける支出が増加傾向にあります。
例えば、中国伝統医学(中医)の医院では、1000元の会員費にも関わらず連日予約が埋まっています。
また、中医の健康診断を受けるための旅行ツアーも7000元という高額な参加費でありながら人気を博しています。
日々重要な判断が求められ、創造的な仕事を追求するビジネスの成功者にとって、健康のために時間やお金
を使うことは、すでに自己投資と位置づけされているようです。
さらに、精密機器などの健康診断や手軽なサプリメントもある現代においても、中国では伝統医学や古来から
伝わる養生法が根強い人気を得ているようです。
季節や体のサイクルを包括的に把握し、体全体のバランスを良好な状態に導く中国の伝統的な養生法。
その概念には説得力があり、その効果を体感しやすい。こういった点が、中国伝統医学が今もなお支持される
理由のようです。
選ばれ続ける中国養生法
中国古来から伝わる養生法は数多くありますが、現代人はどのように生活に取り入れているのでしょうか?
中国では1年で最も暑い時期を"三伏天"と呼び、陽暦でいうなら7月下旬から8月上旬の頃を指します。
中国の養生法ではこの時期の過ごし方をとても大切にしています。
食べ物では、明・清の時代から庶民に食べられていたハスの実スープ(蓮子湯)は滋養強壮、イライラを鎮め
てくれる作用があり、今でも夏の健康食として親しまれています。
その他、杏仁豆腐も遡れば清の宮廷で食されていた夏の養生食なのです。
また、体のメンテナンスとして、"冬病夏治"という言葉があります。
これは三伏天の時期、暑さで体の巡りがよくなっているときに冬に発症しやすい病気に効く薬を処方することです。
『黄帝内経』という中国最古の医学書に基づく考えで、自然と人体のバランスや、予防療法を重要視する中国の
養生法の理念を端的に表しています。
物やサービスにあふれているのに却って健康的な習慣を身につけるのが難しくなっている現代。
即効性があっても一時しのぎに終わるものではなく、頭で体で理解でき継続したくなるものが価値ある
健康法として選ばれ続けているようです。現代人の生活リズムを見直すシンプルなヒントが今もなお
中国古代の養生方法に見出されています。
2. 「光輝歳月」 ~ 卒業生からのメッセージ 市村絵梨さん ~
市村絵梨さん
ホテルインターン後、上海の日系ホテルに正社員に!
現在も海外で活躍する市村さんからメルマガ100回記念としてメッセージ
をいただきました。
インターン終了直後の市村さんの体験談はこちら
市村さんの体験談
インターンに参加し、現在の仕事に役に立つこと
まずは何より語学力(中国語)。上海での6ヶ月インターン期間に、中国人の同僚に囲まれて過ごした
おかげで、かなりの中国語力がつきました。
現在シンガポールで勤務していますが、中国語のおかげで社内でのコミュニケーションが非常に円滑です。
(シンガポール人は、ビジネスに関することは英語で、雑談になると中国語を話す傾向があります。
そのため、英語だけ話せる人より、より一層シンガポール人と親しい関係を築けるわけです。)
そして次に、自分と違う考え方の人をすんなり受け入れることができるようになったこと。
インターン先のホテルでは、中国人のみならず上司は皆欧米人でした。
多種多様な考え方に触れることにより、自分とは違う常識を持った人と一緒にでもうまく仕事がこなせるよう
になりました。一言で表現すると、柔軟性が身についたということですね。
より高い競争力を身につけるために、大学時代にすべきこと
英語とあともう1ヶ国語をマスターしておくと、社会に出てからもたくさんのチャンスに恵まれると思います。
語学はコミュニケーションのツールでしかありませんが、そのツールをうまく使うことができれば、
責任ある重要な仕事を任せてもらえたり、やりがいのあるポジションに着かせてもらえたりと、
いいことがたくさんあると思います。
また、自分が興味のあることに、とにかく一生懸命打ち込んでみることです。
勉強でも旅行でも、何でもよいので、ひたすらこだわって一生懸命やってみましょう。
何かに熱意を持って打ち込んでいると、色んな世界が見えてきます。
最後に、何でも自分で考え、そして考えていることを論理的に説明することを癖付けましょう。
海外で生活をしていて思うのが、日本人は自分の考えをまとめたり、論理的に説明するのが
極めて苦手な人種のようです。
私も、海外に出てきたばかりの頃はそうでした。
学生時代に、自分の考えていることを論理的に説明し、相手を説得するという機会にたくさん
触れておくと、コミュニケーション能力が強化されます。
現在就職活動中の大学生の方へのメッセージ
これはおもしろそう!と思ったことは全てチャレンジし、大学生活を謳歌してください。
また、就職活動を通じて、大学のOB/OG等、自分より年齢が上の人たちとたくさん会って、
実社会の話を聞くのはすごく有効です。
人は、人と触れ合うことで成長できると思います。
そして、皆さんの活躍の場は日本だけではなく、世界中に広がっているということもお忘れなく!
3. 編集後記
2004年に初回がスタートしたCIPメールマガジン。8年に渡りご愛読いただき誠にありがとうございます。
皆様のおかげで継続でき、たくさんの知識の蓄積、共有をできたことをとてもうれしく思います。
何事も継続することは、新しいことを始めるよりパワーが必要なことです。
今後も更なる向上を目指しながら、皆様に情報をお届けしていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
4.CIP NEWS
●説明会・個別相談会 開催のお知らせ●
東京 : 2012年9月22日(土) 15:30~17:00 (中国留学・インターンシップ)
大阪 : 2012年9月29日(土) 15:30~17:00 (中国留学・インターンシップ)
詳細 ⇒ http://www.chinainternship.co.jp/access/meeting-info.html
※各説明会後には、個別カウンセリング(要予約・無料)も行なっております。
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総合クラスで知識を学び、実践会話レッスン(講師1名につき学生2~3名)で会話力を磨く。
詳細 ⇒ /style/tanki_syutyu/index.html
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詳細 ⇒ http://www.chinainternship.co.jp/style/style_whintern_top.html
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