第116回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.116

☆毎月1回配信☆

 2014/ 1/15 WED

大家好!また新しい一年が始まりましたね。2014年の目標はもう設定されましたか?本年も役に立つ情報を届けていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

今月の「中国風間帖」では、近年中国に巻き起こっているコーヒーブームを取り上げました。中国の人々にとってコーヒーとは単なる飲み物だけの意味ではないようです。コーヒーが愛飲されるようになった背景に着目していきましょう。

「光輝歳月」では、プチ留学に参加された林さんの体験談をご覧ください。日中関係が複雑な中、思い切って現地に飛び込んでみたら、その印象はずいぶんと変わったそうです。

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  1. 1.Facebookページ開設のお知らせ
  2. 2.「中国風聞帖」  ~ お茶の国・中国に広がるコーヒー文化 ~
  3. 3.「光輝歳月」   ~ 林さん体験記 2度の短期留学で出会えた中国の魅力 ~
  4. 4.「編集後記」
  5. 5.CIP NEWS ~ 説明会開催のお知らせ ~

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1.Facebookページ開設のお知らせ

中国留学ナビのFacebookページを始めました。 最新のニュース、中国の政治・経済・文化、中国語学習お役立ち情報など、今後も中国に関する情報をどんどんお届けしていきますので、 是非ご覧ください。

facebookのお知らせ

【中国留学ナビ Facebookページ】
http://www.facebook.com/cip.chinainternship


2.「中国風聞帖」 ~ お茶の国・中国に広がるコーヒー文化 ~

今、中国では空前のコーヒーブームが巻き起こっています。しかし“中国コーヒー文化”はどうも西洋や日本とは少し趣が違うよう。お茶大国・中国の人々にとってコーヒーとはどのような存在なのでしょうか。そして今後、お茶とコーヒーの位置付けはどのように変わっていくのでしょうか。

中国の暮らしと文化を支えてきた中国茶

長らく中国の人々に親しまれてきた飲み物といえば、世界に誇る中国文化の代表格、中国茶ですね。遡ること今から約二千年前、漢の時代には既にお茶が存在していたと言われています。当初は健康を目的とした生薬のような役割でしたが、その後新しい種類や製法が次々と考案され、さまざまな用途や楽しみ方が増えていきました。

古来よりお茶と人々との結びつきを表すように、“柴米油塩醤醋茶”という言葉があります。これは“開門七件事(暮らしの必需品7つ)”が指すもので、お茶は柴(薪)、米、油、塩、醤(みそ)、醋(酢醤油)と並んで人々にとってなくてはならないものでした。

お茶は普段の飲料としてだけでなく、あらゆる場面で重宝されてきました。来客の際にはお茶を以ってもてなすのが礼儀とされ、ひいては冠婚葬祭の場面でも振る舞われています。例えば伝統的な婚礼の席では、招待客にお茶を出し、招待客はその茶杯の下に御祝儀を置いていくという風習もありました。このように日常から特別な場面までシーンを問わず、お茶は万能な飲み物として愛飲され続けてきたのです。また、文化的な側面も強く、茶芸や茶具、お茶請けなども多様に発達していき、人々の暮らしだけでなく心も豊かなものにしてきました。

欧米志向を象徴するコーヒー旋風

そんなお茶との繋がりが深い中国で、コーヒーはどのように浸透していったのでしょうか。現在中国コーヒー市場の年間成長率は20%以上と驚異的な数字を打ち出しており、近い将来コーヒー消費大国になることは間違いないと予測されています。このコーヒーブームの火付け役となったのが、全世界にチェーン店を展開するスターバックスなのです。1999年に中国1号店をオープンさせると瞬く間に全国に展開し、現在は約1000店舗まで拡大しました。

今や都会ではスターバックスでコーヒーを飲むこと、あるいはスターバックスのコーヒーを片手に街を歩くことがファッションとなりました。その背景には、国際化が進み欧米スタイルに憧れを抱くようになった人々の価値観の変化があります。スターバックスのオシャレな内装、木目調のテーブルとイス、落ち着いたBGMはまさに理想の欧米イメージそのものであり、中国の人々の心を強く惹きつけました。

実は中国スターバックスの主要メニューは一杯30元(約450円)前後と世界的にも高めに設定されており、中国の物価を考えると高級嗜好品ともいえます。ところがこの高めの価格設定が却って功を奏したのです。面子を非常に重んじる中国では、自身を誇示するために価格が高い物やサービスが好まれる風潮があります。人々はスターバックスを愛飲することで、自身のステータスをアピールしているというわけなのですね。

スターバックスの市場拡大の成功は、まさに中国の潮流と人々の心理を読み取ったブランド戦略にあるといえるでしょう。そんなスターバックスの牽引もあり、コーヒーは中国の人々に支持されるようになっていきました。

より良い味わいを求めて

興味深いことに、スターバックスの売れ筋はラテやカプチーノなど砂糖やミルクがたっぷり入った商品で、定番のアメリカンやブレンドはあまり人気がないようです。元来、中国人はあまり苦味を好まない傾向にあると言われており、市販コーヒーでも既に砂糖とミルクが入った状態で販売されているのが主流です。こうして中国人好みに仕立てられたコーヒーは、本来の風味を失い甘い嗜好品と化してしまいました。多くの中国人が求めているのはコーヒーの味ではなくコーヒーに付随する雰囲気であるのが現状で、本当の意味でコーヒーに慣れ親しんでいくのはまだまだ先のことかもしれません。

一方で、お茶の風味に対する中国人の思い入れは非常に深いものです。中国茶は日本茶に比べ味が薄く繊細で、種類も数千と日本よりはるかに多くあります。長い年月をかけ味覚や料理に合わせて研ぎ澄まされてきた中国のお茶が、コーヒーに取って変わられるということは考えにくいものであり、またそうであってほしくないとも願います。事実、ここ数年コーヒー販売量の増加に反比例して、お茶の販売量は少し減少しました。今後もその傾向は続くかもしれませんが、お茶を生きた文化として受け継ぎつつ、コーヒーの良さの認識も広めていってほしいと思います。

スターバックスの店舗中国茶

3.「光輝歳月」  ~ 林さん体験記 2度の短期留学で出会えた中国の魅力 ~

林さん


林さん

社会人の林さんは仕事の夏・冬休みを利用し、2013年のお盆に北京へ、年末年始に上海へのプチ留学に参加されました。自由自在に組み立てることができるプラン内容では、2回とも中国語個人レッスンを集中的に組み込み、他には周辺散策や現地大学との交流等を楽しまれましたよ。

授業で吸収&生活で実践で語学力UP

北京に留学する前、私の語学力は独学で3ヶ月学んだだけだったので、読み書きが少しできる程度で、会話はしたこともありませんでした。そんな私でしたが、個人レッスンで先生からマンツーマンで丁寧に中国語を教わり、ステイ先に戻るとホストファミリーとの会話で実践を積むことができ、短期間で飛躍的に中国語力を向上させることができました。街の商店や食堂の人々など、現地で出会う多くの人が気さくに接してくれ、その点も中国語上達にとても効果的だったと思います。

イメージ払拭!私が体感した中国

私が渡航した時期は日中関係がかなり冷え込んでいた時期でした。日本で生活をしていると、反日運動や環境汚染の問題など、中国に関してマイナスイメージの強い報道ばかりを見聞きして、私自身も「行って大丈夫なのかな?」と若干不安を感じていました。しかし、いざ現地に渡ってみると、それらの情報は現地の姿のほんの一部であることが分かったのです。街には日本文化の影響を強く受けた商品や食品、店舗が溢れ、多くの中国人、少なくとも私が出会った人全員は、日本に対して親しみを持ってくれていました。そんな2度の中国留学を通して、私も中国の文化や人々が大好きになりました。

自分の目で中国を見てみよう

もし、中国への留学に興味を持っているなら迷わずチャレンジすることをお勧めします。知っているようで実は知らなかった中国の数えきれない魅力に、きっと巡り会えることでしょう。CIPスタッフの方々には、日本と現地一体となって、私が期待していた以上の素晴らしいサポートをして頂きました。北京、上海共に最高の留学を演出してくれること間違いないと思います。

林さんとステイ先の家族上海の俯瞰図

♪他の方の体験談はこちらから♪

4.編集後記

日中関係や環境問題など、経済発展を遂げる一方で中国はいろいろな課題を抱えています。林さんはそのような状況を把握しながらも中国留学にチャレンジし、自分の目で中国の良さを発見することができました。この状況下で林さんが実現できた体験は、私たちサポート側にとっても大きな喜びであり、また次につながる自信も与えてくれました。

5.CIP NEWS

●説明会・個別相談会 開催のお知らせ●
大 阪: 1月26日(日)
東京 : 1月25日(土)
※説明会情報は、随時HPにて更新しています。下記のサイトにてご確認ください。   http://www.chinainternship.co.jp/access/meeting-info.html
※各説明会後には、個別カウンセリング(要予約・無料)も行なっております。

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◆今月のおすすめ留学コース

◆【2014年春入学 16週間】大学での短期集中留学コースで会話力UP

平均8名の少人数クラス、対外国人教育専門の講師による強化集中コース。
総合 クラスで知識を学び、実践会話レッスン(講師1名につき学生2~3名)で会話力を磨く。
詳細 ⇒ 

◆【2014年春休み短期インターン】留学しながらビジネス体験!~北京、上海~

夏休みに、ホテルインターンシップ、ビジネスインターンシップ、 日本語講師インターンシップを経験できるプログラムです。
詳細 ⇒ 
http://www.chinainternship.co.jp/style/shortpro2.html

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留学日程、授業内容、アクティビティを自由設計のMyスタイル留学プラン!
プロ講師によるマンツーマンレッスンと中国文化体験で現地ならではの体験を。
詳細 ⇒ http://www.chinainternship.co.jp/petit/pllesson_top.html

◆【留学+インターン】 ワーキングホリデー型留学で就職に強くなる!

前半の4ヶ月間で中国語を学び、後半の期間でインターンに参加し中国語の応用 力とビジネス経験を身に付けます!
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