第15回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.15
☆毎月1回配信☆
2005/07/29 FRI
七月も末になり、皆さんの待ち望んでいる夏休みがやってきましたね。夏休み中に中国へ旅行に行かれる方も少なくないのではないでしょうか。今回は今中国で最も注目されている都市、「上海」を皆さんにご紹介します。また、「上海」に魅了され、「上海」で夢を実現した市村さんの物語も合わせてお届けいたします。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ~ 上海の過去と未来 ~
- 「夢想成真」 ~ 一流のホテルマンになるために ~
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ~ 上海の過去と未来 ~
「上海」― ヨーロッパの風情を感じさせる建築群、伝統的な名園「豫園」、また世界5本の指に入る高さの金茂大厦。。「西」と「東」そして「新」と「旧」が混じりあったこの街に世界中の人々が注目しています。今回は、上海の歴史、かつての繁栄,そして今日のパワーを皆様にご紹介いたします。
上海の由来
上海の歴史は北京、南京などの都市と比べれば、そんなに長くありません。
約六千年前に、上海の西部は大陸を形成していました。西暦1292年、元朝政府は「上海県」の設置を許可し、「上海城」が形成されました。16世紀の半ば上海は中国の繊維産業の中心になり、対外的税関も設立されました。
「豆知識」
中国の戦国時代、今の上海あたりは「春申君」の領地だったため、今もこの一帯は「申」とよばれています。また滬とも呼ばれることもあります。
十九世紀の上海 ~ 「東洋のパリ」
アヘン戦争を終結させた1842年の南京条約により、上海は条約港として開港し、1848年以降英国・フランスなどの租界が次々と形成されました。1920年代から1930代にかけて、上海は東アジア最大の都市、また金融の中心として発展を続けました。世界的にはロンドン、ニューヨーク、東京、ベルリンに次いで、世界第5の大都市として人々の注目を集め、「東洋のパリ」としての地位を誇っていました。
現在は世界の注目の焦点
今日の上海は経済発展の最も速い都市として、世界中の人々に注目されています。
中国国家統計局の統計によると、2004年の上海GDP総額は7400億元を突破、中国全国で第一位となりました。「全世界企業の上位500位」にランクインしている会社のうち100社 以上が,上海に本部を設立し、上海を拠点として中国でのビジネスを展開している会社です。経済の発展に従って、世界中の人々が上海に集まり、上海で自分の夢を実現するために、チャレンジしています。現在上海在住の外国人の数は6万人を超え、上海の国際化はまだまだ留まるところを知りません。
「豆知識」
世界の主力企業を会員とする民間研究機関「世界経済フォーラム」(WEF)がまとめた2004年度の「国際都市競争力ランキング」によると、上海は世界第25位、北京は34位。ちなみに第1位から第3位はシンガポール、香港、オスロの順だった。
2. 「光輝歳月」 ~ 一流のホテルマンになるために ~
市村エリ さん
留学生活は楽しかった
私が中国のホテルインターンシップに参加することを決めたのは、こんな思いからだ。私と中国語の本格的なお付き合いは、大学3年の冬、北京に留学したときに始まった。北京での留学生活は、ひとことで言うと、「楽しかった」。中国語を勉強することももちろん楽しかったし、色んな国から集まった友人と大騒ぎして遊んだり、中国人の友人と遠出をしたりと、本当に楽しかった。そして、日々中国語の力をつけていくにつれて、次第に中国語が自分の肌に合っていると感じるようになった。中国語のあの独特の抑揚が、私の耳にはとても心地よく感じられたのだ。
外国語に囲まれた環境で、好きな仕事がしたい
大学卒業後、某航空会社と縁があり、空港の地上スタッフとして働くこととなった。私は主に、国際線の搭乗手続き等を担当しており、日々様々な国籍のお客様と接する機会があった。中国人のお客様もかなり多く、そのなかで、中国語しか通じないお客様に、中国語で対応するととても喜ばれた。「あなたと話ができて、安心した」と言われたとき、嬉しく思うと同時に、もっと中国語力を伸ばしたいと思うようになった。その想いは次第に強くなり、仕事が終わると毎日インターネットで中国語のニュースを読んだり、ラジオを聴いたりと、中国語と接する時間が自然と多くなった。そうこうしているうちに、中途半端ではなく、中国語を「仕事」として使えるようになりたいという、明確な気持ちが生まれた。
中国語を使いながら、英語も日本語も使い、色々な国の人と一緒に自分の好きな仕事ができる-しかも中国で。私が今いちばんやりたいことが全て詰まっていると直感し、迷うことなく中国で働くことを決心した。
上海で更に夢を大きく
上海でインターンシップを開始して半年経ちましたが、この道を選択してよかったと心から思っています。始めの1か月間は、慣れない環境と、中国語を使って同僚とコミュニケーションをとる難しさに疲れるばかりでしたが、すべてにおいて「明るく楽しく積極的に」取り組むことで、物事がいい方向に進んだように感じます。お客様からの大クレームで胃が痛くなったり、同僚の中国人スタッフと意見が食い違い、喧嘩になることもありましたが、日々ホテルで働くなかで、私は本当にこの仕事が好きなんだなあと実感しました。8月からは、同じく上海にある他のホテルに正社員として勤務することになっているのですが、この半年で学んだことを大いに生かして、今後も日々前進していきたいと思います。
3. 編集後記
先日、久しぶりに上海に行きました。繁華街で散歩していると各国からの観光客、ビジネスマンを多く見かけます。移民都市として成長してきた上海は、訪れた全ての人に平等に夢を実現するチャンスを与えてくれる街です。私たちCIPのインターン生もこの街でいい刺激を受けて、きっと一回り大きく成長するに違いない、と感じました。
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