第26回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.26

☆毎月1回配信☆

2006/6/30 FRI

6月になり、夏の気配が感じられるようになって来ましたね。6月といえば、中国では「統一大学入学試験」があり、名門大学への進学を目指して、学生たちが最後の努力をする季節です。今回のメルマガでは、中国留学を考える皆さんにとっての良い留学先大学の選び方をご紹介したいと思います。
また、英語力を活かして中国でのインターンをスタートさせた山田さんの体験談もご覧下さい。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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  1. 「中国風聞帖」  ~ 成果のある留学 ~
  2. 「光輝歳月」   ~ 中国にて日々勉強中 ~
  3. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ 「成果のある留学」 中国留学最新事情 ~

中国関連のニュースに触れない日はないと言っても良いくらい、中国の進出ぶりには目を見張るものがありますね。中国経済・中国文化への注目度が高まり、また08年には北京でのオリンピックを控えている中、留学先としても中国の魅力が増しています。今回は、中国留学で成果を出すために、留学先大学選びのポイントをご紹介します。

ポイント其の一 標準語地域を選びましょう

中国には56もの民族・約13億人が暮らしています。人口の大部分を占める漢族が話しているのがいわゆる「中国語」(漢語)といわれる言葉です。ただ、この「中国語」、中国各地に方言があります。たとえば北京語と広東語では、まったく異なる発音や語彙を持ち、まるで別の言語であるかのようです。 当然異なる方言を話す中国人同士の意思の疎通も困難となります。そこで、考えられたのが「普通話」。いわゆる標準語です。

ここで、中国留学先を選ぶポイント其の一。留学先を選ぶなら、まずは標準語地域から選びましょう。中国語学習の要となる、正しい発音を身につけることができます。
中国は広いですが、標準語地域には以下の都市があります。まず首都の北京、その隣の天津。そして親日都市としても知られる大連や古都西安など。また大連より北の街瀋陽・ハルピンなどの地域もお勧めです。

■豆知識 ■ 標準語の由来

中国標準語(普通話)は中国北方方言の発音・語彙と近代口語小説の文法をもとに作られました。北京など中国北方の都市が代表的な標準語地域となっているのはそのためです。標準語教育の推進によって、今では国民の7割が標準語を理解すると言われて います。

ポイント其の二 教育・語学など文系大学を選びましょう

外国語学習には、発音や文法の勉強だけでなく、その言葉の背景にある文化や歴史、社会を知るということも大切です。中国語と、中国に関する知識をしっかり学べば、必ず中国語の上達に役立ちます。

ここで、中国留学先を選ぶポイント其の二。教育系・語学系などの文系大学を選びましょう。教育系の大学は、先生たちも、その大学を卒業した教育のスペシャリストであることがほとんどです。
また、外国語系の大学では、語学の研究・教授法の研究、外国語取得のノウハウに精通しています。文系の大学では、中国語・中国文学・中国社会などについての研究が広範囲で行われています。語学学習に文化の理解をプラスして、中国通を目指しましょう。

■豆知識 ■ 「対外国人中国語教育」

北では北京語言大学・天津外国語大学、南では華東師範大学・上海外国語大学などでは対外国人中国語教育専攻が開設されています。 このような大学では、専門知識を身につけた卒業生の先生から、中国語を教えてもらうことができます。

ポイント其の三 興味のある分野を選びましょう

せっかく中国で勉強するなら、中国語の勉強だけでなく、自分が興味のある分野の知識も少し取り入れてみませんか。
たとえば、
中国語+中国経済事情       首都経済貿易大学/上海財経大学
中国語+通訳・翻訳のスキル     北京外国語大学
中国語+中国映画・劇の知識     中央戯劇学院
中国語+中国55の少数民族文化  中央民族大学

現地の大学で学ぶ、中国人学生との交流で自分の興味のある分野に触れたり、今まで知らなかった中国の一面を見ることができるかも知れません。中級以上では、学部の授業を聴講できるチャンスもあるかも知れませんよ。

では、みなさん祝成功!好好学習、天天向上!

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2. 「光輝歳月」   ~ 中国にて日々勉強中 ~

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山田 麻衣子 さん  大学生

大学卒業後、3年間の社会人生活を経て英語力を生かしてビジネスインターンシップへ。

「いつかは海外で働きたい」

日本では、大学卒業後、英会話スクールで英語を教えていました。毎日忙しく働いて
いる日々でしたが、いつかは海外で働きたい、そして、欧米ではなくアジアで働きたい!と思っていました。でも、特別中国に興味を持っていたわけではありませんでした。ところが、昨年旅行で上海を訪れてから中国を意識し始めるようになりました。日本の隣で、漢字や食べ物など共有しているものは多い。でも、国民性などはまったく違う。そんな国、中国で、日本やほかの国ではできない体験をできるかも?と思ったのです。

「社会人3年を終えたら留学へ!」

中国に興味を持ってからは、『社会人3年間を終えたら中国留学をしよう。』と考えるようになっていました。中国留学についていろいろ調べているときに、インターンシップという選択肢があることを知りました。

「中国語の勉強や文化交流だけなら日本でもできるかも?確かに、今までの社会人経験を通して、日本でさえも「働く」ということから見えるもの・体験できるものはかなりたくさんある。ましてや中国で働くなんてまたとない機会かもしれない!」と思い直して、インターンに参加することを決意しました。

「中国にて日々勉強中」

インターンシップでは、日英通訳としての仕事をしています。主には、会議資料やメールの翻訳・欧米のお客様からの連絡業務・会議での通訳・議事録作成など。毎週1・2回欧米からお客様が来るので、工場見学・会議での通訳をしています。通訳・翻訳の内容は多岐にわたるので、財務から生産現場で使う専門用語に慣れないとなかなか難しいです。日本で英会話の先生をしていたときには知らなかったような単語もたくさんあります。日本語で理解できていないと英語にもできないので、日々勉強中です。

これからは、時間がかかると思いますが、きちんとまずは仕事を一通りこなせるようになりたいです。そして、中国語ももっともっとうまくなりたいです。英語だけでなく中国語も身につけて、しかも仕事で使ってみたいと思っています。

♪他の方の体験談はこちらから♪

3. 編集後記

中国語を第1言語とする人は約12億人といわれているそうです。第2言語として使用している人は約2億人。実は、世界で最も多くの人に話されているのは英語ではなく、中国語なんですね。
「文化に興味がある」「将来の仕事に役立てたい」など、中国語を学ぶ理由は皆さん様々だと思います。皆さんの中国語学習に少しでも役立つような情報をこれからも提供できればと思っています


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