第42回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.42
☆毎月1回配信☆
2007/10/31 Wed
街ではもうすでにクリスマスのディスプレイがちらほら見られます。すっかり秋が深まり、すぐそばに冬の足音がする季節になりました!
この秋の夜長に読書を楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。今回のメルマガでは「中国人の読書意識」についてご紹介します。
あわせて、4ヶ月の北京留学の後、上海でホテルインターンシップに参加した垂下さんの体験談もご覧ください。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ~ 中国人の読書意識 ~
- 「光輝歳月」 ~ 正規留学生にひけを取らない成長を実感! ~
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ~ 中国人の読書意識 ~
中国の読書を取り巻く環境は大きな変化を遂げました。近年、巨大な読書人口を抱える中国が新たな出版市場開拓において注目されています。今回は中国の書店、出版業界、また中国人の読書意識についてお伝えします。
中国の書店今昔
週末ともなれば、家族連れなど多くの人々で賑わう中国の大型書店。中国の書店は90年代初めから、次第に休日や空いた時間に気軽に立ち寄れる場所として、書店は中国人の生活に浸透ました。
90年代までは書店といえば、国営の新華書店のみ。長い間、中国では、本を出版し、販売できるのは、国の許可を得た国有の出版社や国有の書店だけでした。WTO加盟をきっかけに、外資にも小売りと卸売りの分野が本格的に開放され、民間、外資が中国の本業界に参入し、急速に変化していきました。
現在では、売り場の大型化が進み、昔は一切禁止されていた立ち読みを解禁し、書籍だけでなくCDやDVDも豊富に揃え、幅広い年代の人々が楽しめる空間として親しまれています。
■豆知識 ■ ファッション雑誌
北京の街にキオスクはたくさんありますが、ほとんど例外なくといってもいいほど、一番目立つ所に置かれているのが『瑞麗』。中国の女性に、都市の女性の麗しい生活空間作りを伝導する先駆け的雑誌として根強い人気。
中国のベストセラー
中国書籍の売れ筋は、トップが歴史物。そして近年では、ビジネス本もベストセラーに名を列ねています。また、新たな動きとして、テレビ番組から生まれた本が注目を集めています。
上海ブックフェアが今年の8月15日から21日まで開催され、その傾向が如実に現れました。中央電視台の教育講座番組「百家講壇」の人気講師としても知られるアモイ大の教授、易中天の著書、『品三国・下巻』(上海文藝出版社)が大きく場所をとって平積みされ、同じく「百家講檀」に出演する北京師範大学教授の于丹が番組を書籍化した『于丹「論語」心得』(中華書局)が大ベストセラーとなりました。ブックフェア初日には2人の対談も行われ、1000人を収容できるホールでは立ち見客もみられました。
テレビ番組との連動でベストセラーが生まれるという動きは、中国においてさらに強まっていくことでしょう。
■豆知識 ■ 個人経営書店
中国では、書店の名前に「書屋」とつく場合、たいていが個人経営で、趣向を凝らした書店が人気を集めています。なかでも最大手の「席殊書屋」は2002年に500店舗を突破し、オンライン 流通も盛んで、特に硬筆の書法の研究書が豊富です。
中国人にとっての読書
ゲームやテレビの影響もあり、近年、「活字離れ」が取りざたされているのは、日本も中国も同じようです。2007年の調査によると、 中国人が年間に読む本の冊数は4.5冊となり、過去最低の数値になりました。
しかし、その一方で2006年に行なわれた 第4回全国国民読書調査の結果によると、本の価格に対する市民の「受け入れ能力」がやや高まり、「好きな本は、いくら高くても買う」と答えた人の割合は2003年の調査より上昇し、24%に達しました。
このように、書物を手に取らないという人もいれば、本代は惜しまないという人もいる「読書格差」が存在するのが現状のようです。特に、教育熱心な中国では、子どもに本を買い与えることは「投資」として認識されてきています。
■豆知識 ■ オンラインストア
2004年に中国に進出したアマゾン(中国では、Joyo Amazon)。当時の中国インターネットユーザーは推定で8000万人。アマゾンの進出により、中国人の書籍購入方法の幅が広がっただけでなく、中国の書籍が海外に進出する橋渡しの役割も期待されています。
2. 「光輝歳月」 ~ 正規留学生にひけを取らない成長を実感! ~
垂下 めぐみ さん 大学生
4ヶ月の北京留学の後、ホテルインターンにチャレンジ!
その体験談を語ってくれました。
「もっと話せるようになりたい」
私は中国語にとても興味を持ち、日本でずっと勉強をしておりましたが、なかなか進歩が遅く、もっと話せるようになりたいとの思いで中国留学を決意しました。 CIPの説明会に参加して一番の魅力的に感じたのは、語学留学+インターンシップというプログラムでした。
「一日9時間の猛勉強の日々」
実際に短期留学コースに参加してみて、中国語を勉強する環境がとても良いことに驚きました。授業以外の時間も、現地の大学生と相互学習を絶えず続けましたので、合計で一日あたり約9時間近くの中国語の勉強を行いました。
授業は日本語禁止のすべて中国語。初めは説明の意味がわからなくてとても大変でしたが、同じ大学内の正規留学生たちにひけを取らないほど、私たちCIPクラスのみんなの成長はとても大きいものでした。
「仕事現場で更に語学力UP」
インターンシップでは、ホテルでフロントオフィスの研修生として働いています。主な仕事内容は、 チェックイン・アウトのお手伝いや、お客様へホテル館内の案内、ホテル周辺の案内など。中国語と英 語が飛び交う毎日で初めは言葉の壁にぶつかりましたが、仲間の助けを受けながら少しずつ周囲の環境にも慣れました。ホテルは5つ星でとても高級な雰囲気のところで働くことができ、一つ一つが勉強に なります。
帰国してからは是非とも中国語を生かした仕事をしたいです。翻訳などの仕事ができるようになれれば一番うれしいです。今の日本はとても中国に視点を置いていますので、希望と自信を持って前向きにチャレンジしていきたいです。
3. 編集後記
テレビ番組とのタイアップがきっかけで『三国志』『論語』などが見直されるようになりました。
時代を超えて受継がれていく古典には、目まぐるしく進歩する社会の中で見失いがちな事柄や新しいものを築いていくためのヒントがまだまだたくさん収められているのでしょう。
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