第５２回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.52
☆毎月１回配信☆
2008/8/29 FRI
夏の祭典「北京オリンピック」が終わりましたね。長かったようで短かったこの2週間、選手たちの感動ドラマが世界に届きました。
さて、もうすぐ9月。秋の資格シーズンを間近に控え、中国語の勉強に力を入れ始めた方も多いのではないでしょうか。今回は、外国語習得のコツをみなさんにご紹介します。
あわせて、この春CIP強化集中コースを修了し、現在ホテルインターンシップで奮闘中の寒河江さんの留学体験談もご覧ください。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ～外国語習得のための 10のキーワード ～
- 「光輝歳月」 ～ 生きた中国語に出会えた ～
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ～ 外国語習得のための 10のキーワード ～
「外国語が話せるようになりたい！でも何をすればいいのか分からない」... そう思う人も多いはず。今回は、外国語習得において最も大切なキーワードを10個ご紹介します。
「メンタル面」
やる気は最大の原動力！思わずやる気が起こってしまう・・・ そんな言葉を5つ選びました。
01. あらゆる感覚を駆使する
見る、聞く、実際に書く... この3つの感覚の地道な繰り返しが、実は語学習得の近道
なのです。電車の中では本を読み、分からない単語があればブックカバーにメモして、
家に帰ってから辞書で調べる... というふうに場面で使い分けるのもよいですね。
02. とにかく外国に行ってみる
短期間でもよいのでたくさん海外に足を運んでみましょう。1年の留学に行かなければ
絶対に外国語は習得できないというわけではありません。
03. 楽しみながらするのが一番の継続法！
"やらされている"と"好きでやっている"では大きな違いがあります。「カラオケが好きだ
から邦楽以外の歌を歌えるようになろう」など、どんなものでもいいので自分の好きなも
のと語学を関連付けてみましょう。
04. 語学を始める動機は「話せたらかっこいいかも...」で十分！
日本人は「受験で、仕事で使えるような語学力を身につけなくちゃ」と思いがちですが、
実は無理な目標立てはしなくても大丈夫なのです。「ペラペラ話せたら、なんとなくかっ
こいいかも...」という気持ちで十分！
05. 間違えば間違うほど、語学は上達する
最大の間違いは「しゃべらない」こと！ネイティブを見かけたら、わざと間違えているんだ
と思うくらい恐れることなくどんどん話しかけていきましょう。
「学習方法面」
勉強は何においても自習が大切です。外国語学習の自習として最適の方法でオススメしたいキーワードは、次の5つです。
06. シャドーイング
シャドーイングとは、外国語が聞こえるそばから口に出して追いかける方法。全ての単語を正確に発音することではなく、子どものように聞こえたままを真似ることを心がけましょう。
07. 多読
多読は文章を日本語約するためではなく、外国語のまま理解する思考回路を作るためのものです。そのため「読む量」と「読むスピード」が重要になってきます。
08. 映画鑑賞
ネイティブがよく使う簡単な言い回しが豊富なのも映画の魅力です。お気に入りの俳優や女優さんを見つけて、楽しみながら勉強しませんか？
09. 瞬間作文トレーニング
日常会話は、実はそれほど難しい文法を知らなくてもできるのです。まずは冠詞や活用を気にせずに、少しくらい不完全でもすぐに文章を口に出す練習をしてみましょう。
10. ツール
気がついたらパソコンやケータイをいじっている人にオススメ！SNSなら仲間と交流することができてさらにモチベーションが上がります。同じ悩みを分かち合えたら、きっと励みになるでしょう。
2. 「光輝歳月」 ～ 生きた中国語に出会えた ～
寒河江 亜樹 さん 大学生
熱心なクラスメートや講師に囲まれ、CIP強化集中コースを修了。現在、ホテルインターンシップで奮闘中！
中国と接し続けたいから、いざ北京へ
中国の魅力に気づいたのは大学生のころ、それ以来もっと知りたい、人と中国語で話したい、いずれは中国語を使う環境の中で中国と接し続けながら仕事がしたい、という気持ちが膨らんでいきました。
そして意を決し、会社を退職していざ北京へ！
生きた中国語に出会えた！
7人という少人数のクラスなだけに参加者とはすぐに打ち解けあい、和気あいあいとした雰囲気でありながら、みな熱心で意欲にあふれ、妥協せず、助け合いながら一緒に成長していこうという空気がありました。
また講師陣も本当に熱心です。経験豊富で日本人の弱点を理解されており、さらに生徒一人一人の弱点も徹底的に指摘してくださいます。先生によってやり方は異なりますが、共通点は私たちの不安を取り除き、話す自信をつけてくれるという事。
だからと言って緊張感だけがただようような授業ではなく、発言しやすい雰囲気で、時には話題がそれ雑談に興じることも。その雑談の中で教科書にはない口語、生きた中国語に出会いました。
熱心であり続けたみんなに感謝
中国語の勉強で大切なのは、とにかく声に出して言ってみることだと思います。その点ではこの少人数制のコースは話す機会が多く有効でした。
最後まで息切れせずに楽しいと思いながら続けられたのは、少しずつでも成長していることが自分で実感できていたからで、それは何より講師、クラスメート、すべての人が熱心であり続けそれに後押しされたからだと思います。
今後も意欲を失わず勉強に取り組んで目標に到達したいと思います。
3. 編集後記
外国語の学習方法、皆さんいかがでしたか？大切なのは「とりあえず始める」と「楽しみながら続ける」ことです。外国語を話せるようになると、考え方や物の見方が変わってきます。少しずつ、焦らずに、楽しみながら頑張りましょうね。
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