第53回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.53
☆毎月1回配信☆
2008/9/30 TUE
暑かった夏も過ぎて、すっかり秋らしくなりましたね。
秋といえば、勉強の秋や食欲の秋...と色々と言われますが、みなさんはこれからやってくる秋をどのような秋にしたいですか?
さて、もうすぐ10月ですね。夏休み気分も抜けて、勉強に励む方も多いはず。
今回は中国の歴史を語る漢字についてご紹介します。
あわせて、北京での4ヶ月間の集中語学留学にチャレンジした原あかりさんの留学体験談もご覧ください。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ~ 歴史を語る漢字 ~
- 「光輝歳月」 ~ もっと中国語を使いこなしたい! ~
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ~ 歴史を語る漢字 ~
8月に行われた北京オリンピック開幕式の"漢字"によるパフォーマンスは、まだ記憶に新しいですね。
この東洋独特の"漢字文化"は、オリンピックという舞台を通して世界中の高い関心を寄せました。今回は、中国と漢字との関わりについてご紹介します。
漢字の歴史
中国発祥の漢字は長い年月をかけて大きく変化してきました。その変遷をたどってみましょう!
今から3,000年ほど前の、殷の時代に、人々は占いによる政治を行っていました。そしてその占いの結果を亀の甲羅や牛の骨へ記したことが'甲骨文'という文字の始まりだそうです。それが周の時代には'金文'という文字になり、さらに戦国時代に入ると、より抽象化された'篆書(てんしょ)'と呼ばれる字体に発展しました。
みなさんは北京オリンピックのロゴマークである「京」 という漢字を覚えていますか?今の漢字と比べて少し変わった形をしていましたよね。実はこの形こそが篆書という字体なのです。戦国時代からさらに時代を重ねて篆書が崩れていき、私達も普段よく目にする楷書や行書という字体に変わりました。
漢字文化圏の国々
中国で変化を遂げた漢字は近隣国へも伝来されました。例えば韓国では今ではハングルという文字を使いますが、元々は同音異義語の少ない「漢字語」という文字を使っていました。また日本の漢字は、中国の「繁体字」という漢字がもとになっていて、日本語の意味に合わせて訓読みにしたり、新しい漢字を作ったりしました。ひらがな、カタカナも漢字から発展させたものです。このように、中国から広まった漢字は様々な国が持つ独自の文化の中で形を変えていきました。
■豆知識 ■ 「今年の漢字」
いい字一字、1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)という意味で、日本では毎年12月12日を漢字の日として、その年を振り返り「今年の漢字」というのを決めます。場所は京都の清水寺で行われます。過去には「命」、「愛」、「虎」などという漢字が選ばれ、毎年注目を集めています。
世界での漢字の流行
漢字は今や漢字を使わない国でも使われるようになりました。近年アメリカなどでは、漢字のTシャツやアクセサリー、タトゥーなどが流行しています。けれども「問」と「間」、「鳥」と「烏」などを区別できる人は少なく、普段漢字に慣れていない彼らが漢字の意味を理解するのは非常に難しいといえます。
彼らにとって漢字は、文字ではなく複雑な絵であり、一種のアートのように見えるようです。このことは、日本人が言葉の意味を理解せずにアルファベットのTシャツをおしゃれとして着ているのと同じなのかもしれませんね。
時代と共に変化し続けてきた漢字。今ではファッションや広告などのメディアで漢字圏以外の人々の目にも触れるようになりました。漢字のデザイン面だけではなく、奥深さも共有していきたい大切な要素ですね。
2. 「光輝歳月」 ~ もっと中国語を使いこなしたい! ~
原 あかり さん
「中国をもっと楽しみたい気持ちがモチベーションに!」
4ヶ月間の強化集中コース体験談!
「本場の中国語を学びたい」
日本で中国語を勉強していましたが、大学での授業は週に2時限程度で、発音を一人一人細かくチェックしてもらえなければ、習ったことを実践する場所もありませんでした。中国に実際に行ってみて、中国語にどっぷり浸かりたい...そんなふうに思っていた私にとって、CIPの集中語学コースはとてもぴったりなものでした。
「少人数制の授業でどんどん上達!」
中国に来たばかりの頃は、食事も買い物も大変でした。中国語をもっとしゃべれるようになって、中国をもっと楽しみたい!...そんな気持ちがモチベーションとなっていきました。
CIPのコースには総合、会話、聴力、少人数によるクラス会話がありました。中でも一番良かったのは少人数によるクラス会話で、先生1人に対し生徒2人または3人だったので細かい発音をチェックしてもらえるし、疑問に思った点はすぐに先生に聞いて解決することができました。
先生がとても熱心に教えてくれるので、中国語がどんどん楽しくなっていき、そのおかげで4ヶ月間の語学留学をやり抜くことができました。
「中国語上達で次の目標が見えた」
4ヵ月はあっという間に過ぎてしまいましたが、中国語は着実に身について、北京を経つ頃には食事も買い物も楽しむ自分がいました。実際に中国人と話して自分の中国語が通じた喜びは何にも変えられません。本当に留学に参加してよかったと思っています。
今回の語学留学で私は自分の中国語に少し自信がつきました。今度は上海でのインターンで、自分の中国語にさらなる磨きをかけていこうと思っています。
3. 編集後記
今年の北京オリンピックで中国人は漢字を大切にしているのだなと改めて感じました。
中国を知るための近道は、実は漢字なのかもしれません。これからは私達の周りにある漢字にも目を向けていきたいですね。
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