第54回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.54

☆毎月1回配信☆

2008/10/31 FRI

朝、窓を開けるときりりと冷たい風が入ってくるようになしましたね。
紅葉の季節。まさに行楽の秋、真っ只中。みなさんは今年の秋はどんなところへ足をのばされますか?

中国の人気観光地で常に上位にあがる国際都市といえば上海ですね。今回は「新」と「古」が共存する上海の魅力をご紹介します。

あわせて、夏休みの1ヶ月間、上海で短期インターンシップにチャレンジした塙真季さんの体験談もご覧ください。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
メルマガ登録はこちらから↓
メールマガジンの登録・解除

****************************I N D E X*****************************

  1. 「中国風聞帖」  ~ 「新」と「古」が共生する!上海最新事情 ~
  2. 「光輝歳月」   ~ 中国でいきいきと輝いている人々との出会い ~
  3. 「編集後記」

******************************************************************

1. 「中国風聞帖」   ~ 「新」と「古」が共生する!上海最新事情 ~

今、万博開催地として世界中から注目されている上海。中国の他の都市とは違い新しいものと古いものが調和していて、来る人を魅了します。今回は、「古」と「新」の両方が共生する、魅力的な上海をご紹介します。

54 154 2

ゆったりとした時間が流れる、オールド上海

日々変化し続ける現代社会では、古いものは新しいものに押されがちですが、上海ではうまく調和しているといえます。ビル街からひょっこりと顔を出すオールド上海は、まさに都会のオアシスです。上海を訪れたら、自分のお気に入りのオールド上海を探してみましょう。

オールド上海を味わいたい、という人はぜひ豫園へ。中国を代表する伝統的な庭園です。明代の役人が父親のために作ったのが始まりとされています。園内は湖に浮かぶ楼閣、今にも天に昇りそうな龍壁など、見所満載です。一日かけてゆっくり回れば、心もリフレッシュできますよ。

上海人の生活に根付いたオールド上海といえば、魯迅公園。そこでは魯迅の像が優しく見守ってくれる中、朝早くから太極拳や水書道、ダンスを楽しんでいる人々の姿が見られます。慌ただしい都会の中にも、のんびりとした朝の風景や伝統はちゃんと残っているのですね。

進化を続ける、ニュー上海

めまぐるしい発展を遂げる中国...上海はそんな中国の代表的な都市ともいえます。今ではその
経済力が世界的にも有名になった上海。その成長振りを表すものがどんどん誕生しています。
これらは今後、ニュー上海の象徴へとなっていくでしょう。

最近のものでいえば、2008年8月28日に世界一の高さを有する超高層ビル「上海環球金融
中心」が完成しました。このビルは日本の森ビルによって建設されたため、「六本木ヒルズ」に
ちなんで通称「上海ヒルズ」といいます。最頂部である100階は世界一高い展望台になって
いるので、今から上海へ行く方は、上海ヒルズからの眺めの楽しんでみてはどうでしょうか?

上海にはもう一つ世界に誇れるものがあります。それは「上海磁浮快速列車」、つまり「リニア
モーターカー」です。この最先端技術を駆使した乗り物は「上海浦東国際空港」と「地下鉄
龍陽路駅」を結んでおり、世界最速の時速430キロ。30キロの距離をわずか7分で走行できます。
他の乗り物に比べて少し割高ですが、気軽に乗ることができるので、上海に行くときはぜひ世界
最速を体感してみてください!

■豆知識 ■ 「上海にミッキーマウスがやってくる?」

上海にディズニー社のテーマパークが2012年にオープンし、規模は香港にあるディズニーランドの約8倍になる予定です。ただ、テーマパークの名前は「ディズニーランド」ではなく、ウォルト・ディズニー社の本部がある場所にちなんで「ブエナ」になる可能性があるそうです。

上海万博に夢を描く

上海の人々が心待ちにしている上海万博。この万博は、中国が培ってきた技術や経済力を映し出すことになるでしょう。

上海万博の正式名称は「上海万国博覧会」で、2010年の5月1日から6ヶ月間にわたって催される予定です。テーマは「城市,譲生活更美好(より良い都市、より良い生活)」であり、各国が続々と上海万博への出展を表明しています。上海市はこの万博に力を入れており、開催規模は万博史上最大です。

中国館は中国国家館、中国地区館、香港マカオ台湾館の3館でつくられ、中国の社会や経済、文化を紹介します。上海万博はまだ2年先のことですが、さらに成長した上海をぜひ見に行ってみたいですね。

■豆知識 ■ 「上海万博のキャラクター」

最近上海でたびたび見かける水色のキャラクターを皆さんご存知ですか?それは上海万博のマスコットで、名前は「海宝」といいます。「四海之宝」という言葉に由来し、「四海」は「世界各地」を表し、また「宝貝(愛するわが子を指すときに言います)」にちなんで「宝」という文字をつけました。「海宝」 には世界中の人々から愛されてほしいという想いが込められているのです。

2. 「光輝歳月」  ~ 中国でいきいきと輝いている人々との出会い ~

54 3

塙 真季 さん  大学3回生・中国語専攻

中国の活力とコミュニケーションの楽しさを感じた1ヶ月
夏休みの短期留学とインターンシップ体験談!

異文化交流の楽しさを体感

短期インターンシップでは、多くのことを得ることができ、大変充実した1ヶ月間でした。

まず、異文化交流をたくさんできたこと。私は大学で中国語を専攻しているので、自分の語学力を試す良い機会となりました。教科書とは違う実際のコミュニケーションの場面では、自分の語学力のなさを痛感した場面も。しかし、ゆっくりと簡単な中国語で話すようお願いし、時にはボディランゲージを使って会話していくことで、異文化交流の楽しさを体感することができました。

インターン先の会社員とは帰国した今でも、メールで交流を続けています。これからも中国語の勉強に励み、さらなる語学力の向上に努めたいです。

「中国で出会ったいきいきと輝いている人々」

活気に満ちた中国を肌で感じることもできました。私がインターンに行った時期は北京オリンピックと重なっていたこともあり、全国民が自国を発展させていこうと奮起している姿は、ちょうど日本の高度経済成長の時期を彷彿させました。

中国の活気に満ちた姿は、たくさんの場面で出会うことができました。たとえば早朝の電車内で、新聞を必死に読む若い女性の姿、インターン先の会社で、多忙の通常業務の合間を縫って、私たち日本人とコミュニケーションをとって日本語を習得しようと奮起している会社員の姿。さらに社内清掃の女性の目はいきいきと輝いていて、自分の生き方に誇りを持って仕事に励む姿が印象的でした。

「これからの目標に向かって」

中国の熱気を肌で感じ、今こそ日本も一人一人が発展のために奮起するべきだと思いました。一人一人のエネルギーが国を変える力を持っていると中国で改めて感じることができました。

よく日本と中国を表す言葉として「一衣帯水」という言葉があります。これからの日本の行方を担う私たち若い世代が、日中の関係をさらに密にして、ともに発展させていくことが重要です。
私は、日中関係の友好のための橋渡しとなるよう、これからも頑張っていきたいです。

♪他の方の体験談はこちらから♪

3. 編集後記

京都のおみやげもの屋さんに並ぶ和小物を見ていると、西陣織や 漆塗りなどの伝統の中に、なにか新しく、現代風のテイストが盛り込まれているように感じます。 「古」と「新」が共存して、独自の良さを発揮しているものは、上海の街並の他にもまだまだたくさんあるようです。


 

☆★ 登録解除 ★☆

このメールマガジンは、CIPにお問い合わせ下さった皆様にお送りしております。
今後、配信が不要な場合はお手数ですが下記アドレスより登録解除して下さい。
こちらから ⇒ メールマガジンの登録・解除
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

株式会社シーアイピー  "キャリアを創り、未来を拓く"

東京オフィス:渋谷マークシティ22F 137号
大阪オフィス:大阪駅前第1ビル6F 111号
Tel :0120-712-118 /06-6344-5711
E-mail :お問合せメール
URL  :http://www.chinainternship.co.jp
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~