第６０回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.60
☆毎月１回配信☆
2009/4/28 TUE
もうすぐGWですね。旅行にショッピングにスポーツ、今年の計画はもう立てられましたか？中国でも「黄金周」の長期休暇になると、街はいつもとはちがう活気に満ちます。今回は、今なお成長を続けて、様々な活気を見せている中国の巨大マーケットをいろいろな側面からご紹介します。
あわせて、春休みの短期インターンシップにチャレンジした田中美恵子さんの体験談もご覧ください。
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- 「中国風聞帖」 ～ チャンスラッシュ！中国の巨大マーケット ～
- 「光輝歳月」 ～ 働くことについてたくさん考えた3週間でした！ ～
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ～ チャンスラッシュ！中国の巨大マーケット ～
今月開催された上海モーターショーは、過去最大規模となり、各国のマスメディアに大きく取り上げられました。世界中の各自動車メーカーが中国市場をいかに重視しているかが明らかとなりました。金融危機の中でも、その消費力を伸ばしている中国。今回は、成長を続ける中国マーケットの様子を車・家・ファッションの分野からのぞいてみましょう。
世界最大の自動車マーケット中国を舞台に
今月開催された上海モーターショーでは、数少ない成長市場である中国での事業拡大を狙う各国の有名自動車メーカーが、盛大に最新自動車のPRを行いました。デトロイトで行われたモーターショーには、日産・三菱などが出展を見送ったのに対し、今回の上海では25カ国、1500社が参加し、過去最大規模となりました。今年中国での新車販売数はアメリカを追い越し、世界最大の市場となっています。
世界が注目を集める消費大国となった中国。今後どのような商品が中国人の心を掴むのか、海外のメーカー、中国国内メーカーが技術力とPR戦略で競いながら、中国市場での事業拡大にのりだしています。
■豆知識 ■ 中国もハイブリッド車普及へ
中国政府は、ハイブリッド車を購入した人に補助金を支給する政策を打ち出しています。これからは中国でもハイブリッド車の需要が伸びると見込まれており、ハイブリッド車展示ブースも今回のショーで目立ちました。
世界に広がる中国のマイホームブーム
中国都市部は、まさにマンションの建設ラッシュです。多くの地下鉄の駅周辺や大型ショッピングセンターの近くでは、豪華なマンションビルの建設が進められています。
そして最近では、中国人のマイホーム購入は国内だけにとどまらないようです。『赴美購房団（アメリカ住宅購入ツアー）』が今年2月に企画され、大反響を得ました。バブルが崩壊したアメリカの住宅を安く購入するのがこのツアーの目的です。アメリカで家を購入する最大の理由は「投資」です。また、こどもの留学用にと購入する人もいるようです。
中国でのマイホームブームは、「買い時」の住宅市場の追い風を受けて、遠くアメリカへも人々の足を運ばせています。
ライフスタイルを支える3つのマーケット
4月23日、雨が降る北京の前門大街。東京の銀座に匹敵するこの一等地に約500人の長蛇の列...。彼らが待っているのは、スウェー デンの衣料品ブランド｢H＆M｣北京第一号店のオープンです。外の寒さをものともせず、店内はすさまじい活気で、大盛況のオープン初日となりました。
4月末には西単大悦城に、さらに今年下半期中に崇文区にもオープンをひかえています。｢H＆M｣は、昨年は東京で2店舗オープンしましたが、今年は世界的不況の中でも成長を続けている中国マーケットに力を注いでいるようです。そのほか、｢H＆M｣、「GAP」とならび世界展開を繰り広げているスペインのファッションブランド「ZARA」も北京に新店舗オープンの準備を進めています。
車、住宅、ファッションと暮らしの中心的存在のこの3つのマーケットを見ると、中国経済の成長とよりよいライフスタイルを求める中国の人々の活気をうかがうことができます。また、そこに多くのチャンスを見出している世界各国、有名企業の熱い視線を感じることができます。
2. 「光輝歳月」 ～ 働くことについてたくさん考えた3週間でした！ ～
田中 美恵子 さん
春休みに北京政府機関で短期インターンシップ
体験後の感想を直撃インタビュー！
Q: インターン先ではどんな仕事を経験しましたか？翻訳にも挑戦されたとか？
仕事内容はというと、初日に「作図できますか？」と聞かれて...。パソコンはあまり使わない方なので、正直なところ焦りました。でも、気持ちを切り替えて「やるしかないな」と思い、一日目は中国のパソコンに慣れるため、一日中パソコン相手に奮闘・・・。その甲斐もあって、二日目はすっかりマスターできました♪
最後の週は、日本の某大学教授の論文をひたすら訳していました。日本でもそんな難しい論文をみることはないので、大変でしたけどいい経験になりました！
Q: インターン先の雰囲気はどのような感じでしたか？
会社の人たちはみんな親切ですぐに仲良くなることができました★
会社の雰囲気は、思っていたより堅苦しくなく、変に緊張してしまうこともなかったです。お昼になると、この会社ではいつも大勢で近くの決まった何軒かのうちの料理屋に食べにいくのがきまりで、大勢で囲うご飯は賑やかで騒がしくて中国はこうゆうところが素敵だと改めて思いました。仕事の間は皆さん真剣なので、世間話だとかコミュニケーションはお昼時間にしました★
Q: 春休みのインターンを振り返って、どんな感想をもたれましたか？
インターンシップを終えて思ったことは、やっぱり行ってよかったって思いました！
インターンに来た以上、自分がその内容にどれだけ真剣になって取り組むかが一番大事です。
今回のインターンのおかげで私はパソコンに強くなれたし、オフィスの雰囲気などを体験できたので、すごくいろんな意味で『働く』ことや、『将来』のことなど考えさせられた３週間でした。
どんなことも結局は自分次第。インターンなどの機会には、積極的に参加した方がいいですね。自分の宝になりますから。こうゆう機会にめぐり合えてよかったです★大学生の自分にとっては、やっぱりいい経験になりました！今回のインターンシップ・北京で関わったすべての人に感謝です。
3. 編集後記
上海モーターショーの様子が、ニュースや新聞などで大きく取り上げられていましたね。実用性で根強い人気の日本車、デザイン性で魅了する欧米車、独自ブランド確立に取組む中国車。熱い戦略ＰＲが、ショーに華やかさをプラスしていたのではないでしょうか？
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