第69回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.69
☆毎月1回配信☆
2010/02/01 MON
今回は2010年になって初めてのメルマガとなります。今年も中国の最新情報を今年も皆さんにお伝えしていきますので、 よろしくお願いします。
ウィンタースポーツのシーズン真っ只中の今ですね。中国のゲレンデも多くのレジャー客で賑わっています。特に、中国のスキー産業は今後急速な成長が期待されている分野です。今回は、中国のスキーについてご紹介します。
あわせて、留学とインターン卒業後、貿易会社に就職された足立泰彦さんのチャレンジストーリーをご紹介します。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ~ 滑雪運動在中国 -中国のスキーブーム ~
- 「光輝歳月」 ~ 「留学とインターンの経験を活かして、貿易会社へ就職!」 ~
- 「好好学習・天天向上」 ~ 今月のニュースの中国語 ~
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ~ 滑雪運動在中国 -中国のスキーブーム ~
2月には、バンクーバーで冬季オリンピックが開催されますね。まさにウィンタースポーツのシーズン真っ只中!中国では、近年スキーが冬のレジャーとして人気を博し、産業としても今後、急速な発展が期待されています。今回は、中国のスキーレジャーやビジネスについてご紹介します。
芽生え始めた中国スキーレジャー
冬といえばスキー!というイメージを皆さんはお持ちでしょうか?実は近年まで中国の人々にはスキーレジャーはあまり浸透していませんでした。
しかし、中国のスキーの起源は古く、隋・唐の時代にさかのぼることができます。オロチョン族、カザフ族など中国の北部に暮らす民族のなかでは、早くからスキー技術が習得されていました。また、300年前に中国で使われていたスキー板やスキー方法は、現在のものに近いものでした。
生活手段としてのスキーの確立は早かったのですが、レジャーとしてスキーが注目されるのは、中国では比較的遅く、1930年代に入ってようやく北方地域で行われるようになります。近くの公園や自然で余暇を楽しむことが上手な中国人にとって、わざわざ山へ遠出してスキーをしようという考えはあまりなじみがないものでした。また、スキー板、ウェアなどコストのかかる「貴族運動」というイメージが強かったことも理由のひとつのようです。
近年は、黒龍江や北京で相次いでゲレンデが整備され、また経済の好調で人々がレジャーに使う金額も増えたこともあり、中国のスキー場は週末や春節時期に多くのスキー客が押し寄せ、入場制限を行うほどの活気に溢れています。
スキーブーム in China
これから成長する産業として、中国のスキー産業が世界中の注目を集めています。ドイツのスキー用品メーカーのトップは、「今後15年までに中国のスキー産業は黄金期を迎える」と指摘しています。
多くの有名スキー場を有する北米やヨーロッパなどに比べ、中国のスキー産業の始まりは比較的遅いものでした。しかし近年では世界的な金融危機で利用者数が伸び悩む欧米のスキー場に反し、経済成長の追い風とスキーレジャーの目新しさで利用客をのばしている中国のスキー場は新たなビジネスの可能性として注目されています。
スキーレジャーの開発を積極的に行っている黒龍江では、すでに70あまりのスキー場を建設し、スキー産業は黒龍江の冬の経済を動かす重要な役割を担っています。スキー場の経営のみならず、スキー場に設置するリフトや増雪機、周辺の宿泊施設などの波及効果を持ち、これまで経済やビジネスにおいて特色が少なかった地域の雇用増加や活性化をもたらしています。
■豆知識 ■ スキーで『元気?』
中国では、挨拶代わりに『喫飯了没有?』(ご飯食べた?)と聞くという習慣がありますが、このスキーブームの影響で中国の北方地域では、『今天,滑雪了没有?』(今日、スキーした?)という言葉が流行してきているようです。ここからも中国のスキー産業のインパクトが伺えますね。
黄金期に向う中国スキー産業の可能性
まもなく開催されるバンクーバー冬季オリンピック。中国では、北京オリンピック直後の冬季オリンピックであること、また過去最多90名以上の選手の出場が決定していることから高い注目を集めています。
また、2018年の冬季オリンピックに中国の黒龍江省ハルビンが誘致への準備を進めることも計画されていました。冬季オリンピック開催に向けた活動は、中国のスキー産業に画期的な変化をもたらすことが予想されます。
中国は広大な積雪地域を有し、スキー場建設にたくさんの可能性を有しています。
この雄大な自然を活かしたゲレンデに加え、周辺のホテル産業や国際空港、都市部からのアクセスの良さなどの向上が中国のスキー産業の飛躍的な発展の要となります。
これからまさに黄金期を築きつつある中国のスキー産業。スキー場という単なるハードのみならず、スキーを通じて味わえる"非日常"を提供する様々なソフトが今後ますます発展し、中国の冬に新たな華やぎを添えることでしょう。
■豆知識 ■ バンクーバーオリンピックの中国語
バンクーバー → 「温哥華」 アルペンスキー → 「高山滑雪」
ウィスラー → 「恵斯勒」 クロスカントリースキー → 「越野滑雪」
2. 「光輝歳月」 ~ 「留学とインターンの経験を活かして、貿易会社へ就職!」 ~
足立 泰彦 さん
北京での留学とビジネスインターンにチャレンジ!
貿易会社への就職までの体験談インタビュー!
Q1:中国留学とインターンシップをしようと思ったきっかけは何ですか?
以前、中国に留学していたのですが、その時は他の留学生たちと遊んでばかりであまり
勉強をしていませんでした。しかしせっかく中国に留学しているのだから、もっとマジメに中国語の勉強をしようと思い、授業のカリキュラムがしっかりした北京の強化集中コースに参加しました。
また、学んだ語学がどのくらい仕事で通用するのか確かめたかったので、短期研修の後インターンにも参加しました。
Q2:留学中の勉強についてはどのようでしたか?
北京に到着した翌日、老師から分厚い教科書を何冊も渡され、正直「こんなに多くの内容を覚えられるのか!?」と、思いました。
しかし老師の丁寧でわかりやすい授業を受け、僕の中国語はメキメキと上達しました。
それに同じクラスメートの方が毎日マジメに予習・復習されていたので、自分も落ちこぼれにならないように、寝る間も惜しんで勉強しました。そのお陰か(!?)HSK考試も満足いく点が取れ、7級を取得することができたので良かったです。
あと強化集中コースの授業は朝9時から(普通の留学生は8時から)なので、朝早起きできない僕にはとてもありがたかったですね笑
Q3:インターン中の仕事内容や勉強になった点などは何ですか?
インターンでは、企業の営業部でのビジネスインターンシップに参加しました。
北京でしっかり勉強したお陰で、言葉の面では大した問題はなかったのですが、中国での仕事のやり方や、中国人の同僚と付き合い方は、日本と違う部分を感じることもありました。
また、仕事では何も言わないと誰も何もしてくれないので、自分から積極的に行動することが大切だと感じました。特に、訪問する予定の企業に電話をしたり、アポを取るときなどの時に言葉が通じ、尚且つ仕事を成立させるためのコミュニケーション力の必要性を実感しました。
仕事で毎日、中国語を使うので、日に日に語学が上達しているなぁと実感することができました。
また中秋節には同僚の方と「月餅」を食べたりと、中国の伝統文化を体験することができたので、とても有意義でした。
■ CIPよりコメント ■
足立さんは、来月から貿易会社への就職が決まりました。経済不況の中、帰国後短期間で就職が決まったことにご本人もすこしびっくりされているようです。
面接の際に企業側より、インターン中の仕事内容など細かく質問され、上海の企業で、日本人は足立さんたった一人という状況の中、ビジネス経験を積んだことが高く評価されたようです。
社会人として新たなスタートを迎え、今後のご活躍が楽しみですね!
3. 「好好学習・天天向上」 ~ ニュースの中国語 ~
今月世界で起こったいろいろなことを、中国語で見てみましょう。
a.「中国超越徳国成為世界第一出口大国 」
中国商務部副部長は、先日開催された「2009年中国開放経済トップフォーラム(論壇)」において、中国は今年、ドイツを抜いて世界トップの輸出大国(出口大国)となりました。
b.「中国最具幸福感都市名単発布」
新華社などが主催(主弁)の「中国で最も幸福感を有する都市」が発表され、自然環境、ビジネスチャンス(経済発展機会)など計12指標杭州、成都などの10都市が選出されました。
c.「国内最快的地鉄開始運行」
最高時速100キロのA型地下鉄車両(地鉄車両)がすでに上海軌道交通11号線に投入されたと発表しました。国内で運行するA型地下鉄の中では最速(最快)となります。
4. 編集後記
寒い冬ならではの楽しみを上手に取りいれて、自然や四季の変化を感じながら今年も毎日を充実させていきたいですね。
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