第７４回中国留学メールマガジン
china internship program メルマガ VOL.74
☆毎月１回配信☆
2010/06/30 WED
しっかりとした雨のシーズンとなった今月でしたが、夏の足音がすぐそばまで聞こえてきますね。
上半期を終えると様々なデータやランキングが発表されますね。毎年発表されるヒット商品ランキングは注目を集めています。中国では、今どんな流行が誕生しているのでしょうか？今回は、中国のヒット商品についてご紹介します。
あわせて、短期留学にチャレンジされた西田さんの体験談もご覧下さい。
このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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- 「中国風聞帖」 ～ 中国の熱門商品！世界のマーケットへの変貌 ～
- 「光輝歳月」 ～ 「1週間の集中留学で中国語会話力アップ！」 ～
- 「編集後記」
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1. 「中国風聞帖」 ～ 中国の熱門商品！世界のマーケットへの変貌 ～
毎年、日本ヒット商品ランキングが新聞社より発表されています。iPhoneやファストファッションなどのヒット商品はその1年を映し出す存在感がありますね。中国ではどのようなヒット商品が誕生しているのでしょうか？近年注目を集めているヒット商品を見てみると、中国の今を感じることができます。
今回は、巨大消費マーケットとして世界の注目を集める中国の熱門商品（ヒット商品）をご紹介します。
熱戦の中心地！中国携帯マーケット
この数年で中国の日常生活に完全に浸透したツールのひとつといえば携帯電話ですね。中国の携帯ユーザー数は8億5000万に達すると見込まれています。各国の携帯ユーザーが飽和状態の中、新たな活路を求め、世界中のメーカーが中国市場獲得に乗り出しています。
中国で人気の携帯メーカーといえば、フィンランドのノキアをはじめ、韓国サムソン、英ソニー・エリクソン、米モトローラなどの外国企業でした。しかし、中国人のニーズ、感性とノウハウを武器に新製品を続々と発表し、存在感を増した中国の天宇朗通が急成長を遂げ、シェア3位に躍進を遂げています。また中国の携帯市場では苦戦を強いられている日本メーカーも、おサイフケータイやワンセグなどのアプリで巻き返しを図っています。
流行に敏感な中国の購買層のニーズをいかにキャッチし、他との差別化を図るか、世界の大手メーカーが巨大な中国携帯マーケットで熱い競争を展開しています。
もっと身近に！中国の海外旅行ブーム
WTOの発表によると中国は2009年に世界4大旅行消費国になったといわれています。中国人の旅行に関する消費はなんと437億ドルに達し、海外旅行は中国人にとってぐんと身近なものになっています。
加熱する海外旅行ブームの中でも特に人気なのが、アクセスも便利な韓国と日本です。日本には2010年上半期、1ヶ月に10万人のペースで中国から観光客が訪れています。また、７月から中国人旅行者向けビザ発給の制限緩和が実施され、日本への更なる中国人旅行者の増加が見込まれています。
世界的な経済低迷の影響を受けいている日本の観光業は、中国人旅行者の獲得のために様々なサービスを打ち出しています。たとえば、東京都内の有名ホテルでは、店舗での銀聯カードを導入し、5年間で、中国語を話せるスタッフを3倍に増やす取り組みを始めています。
中国シネマ産業に新スパイス！３D映画
休日には、映画館へ行こう！今、中国の映画館は休日の人気スポットとなっています。以前では、映画館よりもDVDやパソコンで手軽に映画を楽しむほうがより浸透していましたが、この流れを大きく変えたのは、全世界で大ヒットを記録した３D映画『アバター』でした。
春節期間は、２Dより割高な料金にかかわらず３D対応の映画館に軒並み長蛇の列。中国の３D対応スクリーンはこの時期に970以上となり、1ヶ月で300以上のスクリーンが増加しました。
中国での３D映画の爆発的人気で、中国映画にも３D技術を取り入れる動きが強くなりました。2009年には、史上最高の興行額を記録した中国の映画業界は、３D技術を上手く活用し中国ならではの創造性で、さらなる躍進が模索されています。
中国は都市部を中心に、安いものを求める消費傾向から、高品質、高性能、高ステイタスのものを求める消費行動がすでに浸透しています。
世界的不況を打破すべく、新たな活路を模索する世界中の企業がこの活気溢れる中国市場を視野に入れたマーケティングを実践しています。その一歩として、中国語が話せ、尚且つ中国の社会性、国民性、今のニーズなどを敏感に感知できる人材育成が重要なミッションとなっています。
2. 「光輝歳月」 ～ 「1週間の集中留学で中国語会話力アップ！」 ～
西田 美沙 さん 社会人
北京での短期留学に参加し、会話力を集中的に強化し、
上海、台湾の旅で中国のたくさんの表情を体験されました。
北京留学後、北京・台湾・上海の旅を終えて先日帰国しました。
北京の大学で過ごしたのは僅か１週間でしたが、クラスメイトに恵まれ、中国語学習だけでなく毎日のように北京の各地に出かけ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
1週間という短い期間から中国語を現地の大学で学べたことで、自分のオリジナル留学を実現することができたと思います。留学にチャレンジして本当によかったです。
その後の中国・台湾の旅でも留学中に学んだ中国語を使ってより楽しむことができました。また機会がありましたら、もう一度留学をして、中国語をさらに上達させていきたいと考えています。
今回の留学にあたり、お世話になりましたクラスメイトのみなさん、現地の先生方に感謝しております。
■CIPスタッフより■
短期間でも外国語オンリーの環境に身をおくことは効果的な学習方法です。独学で学ばれた基礎を留学でさらに磨いて、実際の中国を体験することで、より理解を深めることができます。 好好学習、天天向上☆
3. 編集後記
中国出版のHSKテキストを購入しました。音教材はCDではなくテープでした。
電車の中で聞きたいので、昔懐かしいテープ用ウォークマンを購入しようか迷っています。大人気のMP３は便利でスタイリッシュですけど、テープ用も改めて見るとなんだか新鮮でかわいらしく感じます。
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