第8回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.8

☆毎月1回配信☆

2004/12/28

こんにちは。CIP広報担当です。CIPメルマガVol.8 をお送りします。 12月は皆さんにとって、試験などで最も忙しい時期になりますね。また、これから就職活動を始める方は、これからが本番ですね。たくさんの職種、企業から、自分の一番好きな仕事を見つけるのは、最も理想的ですが、最も難しいことです。今回は中国の各時代の大学生はどのような基準で自分の仕事を選択しているのかをご紹介します。 皆さんも彼らの考え方を参考にしながら、自分の夢を探ってみましょう。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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  1. 「中国風聞帖」  ~ 職業選択の変化 ~
  2. 「光輝歳月」   ~ 上海での初めてのチャレンジ ~
  3. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ 職業選択の変化 ~

ここ数日、中国各地で新卒者を対象にした就職説明会などが行われ、卒業生も冬休み前の最後の就職チャンスを掴もうと必死です。学生達にとって満足のいく仕事とはどんな職業なのでしょうか。今日は、時代と共に変化する大学生の就職概念について見てみましょう。

理想はあれども国家に服従

70年代末から80年代初期の大学生は自分で職業選択をする意識を持ち始めましたが、多くの学生はやはり国家の配属に従って就職していました。当時、就職時に最も重視したのは"社会的地位"。9割以上の大学生が理工科系に興味があり、理想の職業は「科学者」「エンジニア」でした。

高地位・高収入な仕事を

80年代中期、改革解放に伴い大学生の思想にも変化が見られるようになりました。大学生は就職の際、社会的地位を重視すると共に収入も考慮し始め、就職活動では"双高"(社会的地位が高く高収入)を基準としていました。当時、大学生の理想の職業は「科学研究者」「芸術家」「大学教師」「医者」等でした。

まずは安定、次に収入

90年代初期、大学生は仕事の安定を重視するようになりました。こうした安定を求める意識の影響を受けて、科学研究、文化、衛生部門が大学生の最も理想の職場となり、その次は三資企業(合弁・合作・独資企業)や党政府機関でした。転職ブームが起きたのもこの頃です。

そして、現在の大学生は二十一世紀に入ってから、大学生の中で、大学院受験や留学ブームが続く一方、個人価値と社会価値の二つの価値を兼ね備えた仕事を大学生は求めるようになりました。また、自宅で仕事をするSOHO族を希望する大学生も少なくありません。つまり自己発展に適した空間や環境を追求していることです。現在の大学生に人気のある職業は 第一位:IT業、第二位:金融保険業、第三位:日用雑貨品取り扱い業となっています。

2 「光輝歳月」   ~ 上海での初めてのチャレンジ ~

8 1森 啓輔 さん 関西外国語大学

本当に中国社会で通用するスキルを持っているのか?まだ学生で仕事経験に乏しく、また大学では中国語を専攻し、中国ビジネスの研究をしている自分にとってのこの不安がインターンを始める動機 でした。そして貿易会社を選んだのは更に自分の専門分野を持つためでした。

主な仕事内容は出納帳の日本語への翻訳から始まり、引き合いのあった商品の中国内での調達、輸送会社への連絡等でした。調達においては取引商品を扱っている会社を自分で探して自分で電話し、価格等聞 いた内容を上司に伝えて、OKサインがでたら次は輸送会社へ連絡するということでした。この一連のプロセ スを通じて厳しいと感じたのは、やはりコストに関する事です。実際に原価計算をして引き合いの価格から利益を出す事ができるか、そのための価格交渉が自分の中で一番難しかったです。何はともあれ、貿易の流れが分かったことが一番大きかったです。

また、仕事の合間の雑談も中国(経済、文化)の理解を深める上で非常に参考になりました。何に関しても当たり前な事ですが、大事なことは自分で、積極的に分からない事を質問する事です。このインターンシップを始めるにあたって、履歴書の中で自分を中国語で「求知若渇」と表しました。これは知識を貪 欲に求めるという意味ですが、これを念頭において臨んだからこそ得るものも多かった気がします。そして、今思えば、そういう機会を得たという意味でも、インターンシップをした価値が大いにあった気がします。

今、インターンシップは一ヶ月が過ぎ、会社はまた新しいプロジェクトを始めます。僕は運がよく、このプロジェクトに参加することができました。今の自分の仕事は市場調査です。実際これは大変な作業ですが、商品 を考えてビジネスを作り出すという事に参加できるのでとても面白いです。

これらのインターンシップを通じて中国で得た事は、これから中国と関わっていく中で自分にとっての基礎になると思います。そして、更に自分を成長させる為にも、残りの期間を頑張っていこうと思います。 

♪他の方の体験談はこちらから♪

3. 編集後記

「辞旧迎新」の時に、この一年間を振り返えると、CIPにとって飛躍の年であったと感じます。中国でのインターンシップを通して、日本や世界中の「中国夢(Chinese Dream)」を持っている若者と出会い、それぞれの思いを実現する為に共に努力してきました。来年もきっと、この輪を更に広げることができたらと願っています。


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