第95回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.95

☆毎月1回配信☆

2012/3/30 FRI

今年も桜の季節が巡って来ました。暖かくなると心も体もアクティブになり、 遠くへ出かけたくなってきますね。

中国は近年、世界三大旅行地のひとつに名を挙げるほど海外から多くの旅行客をひきつけています。広大な中国に点在する都市にはそれぞれの魅力があり、それを上手く表現した愛称があるのをご存知ですか?今回は、都市のニックネームから中国をのぞいてみましょう。
また、上海でホテルインターンシップに参加された佐藤真帆さんの体験レポートを合わせてご覧ください。

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  1. 「中国風聞帖」  ~ 中国を旅する街のニックネーム ~
  2. 「光輝歳月」   ~ インターンで見つけた、新しい目標と一生の宝物 ~

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1. 「中国風聞帖」   ~ 中国を旅する街のニックネーム ~

「花の都」パリ、「ビッグアップル」ニューヨーク―世界には、人々から親しまれているニックネームを持つ街がたくさんあります。広い中国にもそれぞれ特徴的な愛称をもつ都市が数多くあり、その土地に根付く文化や歴史を物語っています。

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伝統に由来する愛称

「食は広州にあり」で有名な広州市は、別名「羊城」と呼ばれています。羊がたくさんいるのか?と言うと、そうではありません。その昔、飢饉に苦しむ民を救うために5人の仙人が羊に乗って現れ、この土地に穀物をもたらした伝説に由来しており、市内の越秀公園にある五羊石像は街のシンボルとして親しまれています。

また、広州市および周辺地域の交通機関で使えるICカードは、その名も「羊城通」。広州市民がいかにこのニックネームを気に入っているかがわかりますね。

■豆知識■ 街を表す"城"

城壁に囲まれた都市を指し、日本語の「市、都」に相当します。中国の都市は別名「○○城」と呼ばれることがありますが、さしずめ「○○の都」と言ったところです。

街が誇る特産品から

街を代表する特産にちなんだ別称も数多くあります。まず、世界的に名高い磁器 の名産地、景徳鎮(江西省)は「瓷都」、また中国茶を淹れるときに欠かせない茶器(紫砂壺)を特産とする宜興市(江蘇省)は「陶都」の別称があります。

ユニークなものでは、 維坊市(山東省)の別名「風箏城」。「風箏」は、凧上げの凧のことで、維坊市はその生産量が中国No.1のシェアを占めており、毎年 「国際凧揚げ大会」が行われている街としても知られています。

美しい景観が街の代名詞

「水城」蘇州市、「山城」重慶市などは、その街を訪れたことのある誰もが納得する呼び名だと言えるでしょう。その他、済南市(山東省)などは、「天下第一泉」と呼ばれる(bao)突泉をはじめ、市内に多くの泉がわき出ていることから「泉城」の別名を持ちます。

市北部にある大明湖は、市内にわき出る多くの泉が合流しできた湖で、古くは杜甫・李白などの文人も多く訪れたといわれています。今日の済南市では、泉のある公園を整備するなど、豊富にある泉を観光資源として活用し、「泉城」を意識した街づくりがなされています。中国は毎年多くの観光客が訪れ、2015年には観光産業の総収は2.5兆元を実現する計画が進められています。この観光開発の中で大切にされていることは、それぞれの土地に根付く文化をより魅力的にアピールすることです。まさに街のニックネームとなっている景観美、伝統文化の重要性が再認識されています。それらがより輝きをまして、今後より多くの旅行者を惹きつけることでしょう。

2. 「光輝歳月」   ~ インターンで見つけた、新しい目標と一生の宝物 ~

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佐藤 真帆 さん  大学生

上海でのインターンシップに、最初は不安もあったという佐藤さんですが、仲間の温かさや仕事のやりがいを感じながら、新しい目標を見つけることができました。一生の宝物になった彼女のインターン体験談をご覧ください。

Q1:インターン中のお気持ちを教えてください。

ホテルでの主な仕事は、日本人のお客様の接客、通訳でした。その他にも中国人のお客様への案内や、ホテルのスタッフに日本語を教えたりもしました。

最初の頃はとても不安で、自分の能力に悩むこともありましたが、とにかく、笑顔で自分から挨拶することを心掛けていました。

しかし、スタッフの皆さんはいつでも明るく話しかけてくれるので、私の不安はすぐに解消されました。最後には、最初に不安だったのが嘘のように、別れが本当につらく、ずっとここにいたいと思うほどでした。温かい同僚がいる素晴らしい職場だったからこそ、楽しく過ごせたのだと強く感じます。

Q2:仕事を通じて、強く印象に残っている事は何ですか?

毎日いろいろな方と話し、通訳をする中で、お客様に満足してもらうサービスがどういうものなのか、また、日本人のお客様に喜んでもらうためには、同じ日本人としてどうしたら良いのかを実践しながら学びました。そして、その中で強いやりがいや達成感を実感できました。

Q3:インターンを体験し、新しい発見はありましたか?

今回のインターンシップは得るものが多く、自分がやりたいことを見つけることもできました。これから日本人や中国人の役に立つ仕事をしたいと、心から感じています。また、中国語が飛び交う環境の中で私の会話能力は大きく進歩し、自分自身も成長できたと思います。

そして何より、とても大切な仲間と出会いました。ホテルで出会った方々には感謝の気持ちでいっぱいで、仲間と過ごした日々、ここで得たものは私の一生の宝物です。

Q2:これからインターンに向かう皆さんに、アドバイスをお願いします。

私にとってこの4週間は言い表せないほど濃く、とても貴重な時間でした。インターンシップに参加して本当に良かったと思っています。これから行こうか迷っている人には、是非思いきって参加して欲しいです。

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